第55話
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わね旧Z組も♪」
アリサ達の登場にリィンとセレーネが明るい表情をしている中シャロンは驚き、レンはからかいの表情を浮かべていた。
「Luc lunae sanctam(聖なる月の光よ)」
一方詠唱を終えたエマが魔術を発動すると燃えていた揚陸艇の炎が消えた。
「あ………」
「殆ど燃えてない……?」
「幻術の焔……そんな所でしょうか。」
「へえ、鋭いじゃない。」
それを見たユウナ達が驚いている中いつの間にかユウナ達に近づいたセリーヌがユウナ達の足元に魔法陣を発生させて戦闘によって負ったユウナ達の傷を回復し始めた。
「あ、エマさんの………」
「しゃ、喋りやがった………」
セリーヌの登場にゲルドは呆け、猫であるセリーヌがしゃべった事にアッシュは困惑していた。
「ハッ……”深淵”の身内どもか。」
「あーあ、せっかく綺麗にライトアップしたのにさ。」
アリサ達の登場にマクバーンが鼻を鳴らし、カンパネルラがつまらなさそうな表情で揚陸艇に視線を向けたその時アリサ達がリィン達に駆け寄った。
「リィン、セレーネ、無事だったか!」
「マキアス……アリサにエマたちも助かった。」
「大丈夫、シャロン……!」
「ふふっ、リィン様達とセティ様達から頂いたこの武装のお陰で何とかあの魔人の亡霊相手に無事でいられましたわ。」
「というか何気にレンだけ心配しないなんて、マキアスお兄さんったら酷いわね♪どうして、レンの事は心配してくれないのかしら♪」
「今は茶化している状況ではありませんわよ、レン教官……」
リィンとマキアス、アリサとシャロンがそれぞれ無事を確かめ合っている中小悪魔な笑みを浮かべたレンの言葉にセレーネは呆れた表情で指摘し
「―――これ以上するつもりなら私もお相手します。魔女クロチルダが姉弟子にして”緋のローゼリア”の養い子……トールズ旧Z組出身、エマ・ミルスティンが……!」
リィン達の前で魔導杖を構えたエマは膨大な魔力を解放して自分達の周囲に謎の結界を展開した。
「へえ……”深淵”に届く魔力か。エレボニアの”魔女の眷属”……たしかに大した一族みたいだね。」
「クク、内戦の時よりもそそらせてくれるじゃねえか。面白ぇ、折角だからこのまま第2ラウンドでも――――」
カンパネルラが興味ありげな様子でエマを見つめている中マクバーンがリィン達に再戦を仕掛けようとしたその時
「――――そこまでだ、結社の残党共!」
青年の声が聞こえた後第U分校の教官陣やアルフィンにエリゼ、ヴァイス達――――”六銃士”やリセル、エフラム達―――メンフィルのVIP達、そしてオリヴァルト皇子がそれぞれの武装を
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