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レーヴァティン
第六十二話 伊勢の巫女その一
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がな」
「その時にお侍さんが出て来てくれたんだよ」
 英雄がというのだ。
「そしてだよ」
「五人を成敗してくれたんだよ」
「伊勢じゃならず者は仕置きしてよかったよな」
「あまりにも酷いと」
「むう、そうなのか」
 役人も町人達の話を聞いて唸った、見ればその恰好は町人と変わらないのでどうやら目明しらしい。役人と言っていいかもわからない位だ。
「あんたは別にか」
「捕まる様なことはしていないな」
「そうみたいだな」
「そうだな」
「ああ、しかしあんた随分容赦ないな」
 役人は聞いた英雄の悪人達の殺し方について彼自身に言った、伊勢の法では問題ないことだとわかっても。
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