暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる。
夏だ!暑いぞ!冷麺だ!
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・麺は小麦粉、澱粉、蕎麦粉を合わせた物がメジャー。なので麺が茶色がかった物になる。

・スープは魚介ベースの和風テイスト。冷麺のスープというより蕎麦やあっさり系のラーメンに近い。

・具はチャーシュー、玉子、茹でた鶏肉、キムチ、刻みネギ、ゴマなど。

・大きく分けると焼肉屋系と専門店系の2パターンがあり、専門店系はモチモチした太麺にキャベツのキムチが乗り、焼肉屋系だとツルツルの中細麺に白菜キムチが乗る。

・専門店や焼肉屋だけでなく、居酒屋やラーメン屋にもメニューがある程度には浸透している。



「……とまぁ、同じく冷麺でも地域によって全然違うってワケだ」

「成る程ねぇ……ま、これはこれで美味しいけどね?」

 ようやく納得が言ったのか、ズルズルと啜り始める暁達。

「でも、そうやって聞くと別府冷麺も食べてみて、食べ比べしてみたいわよねぇ……」

「なら、今年の夏休みは皆で別府に温泉旅行に行くのです!」

「ハラショー、それは名案だ」

「良いわねぇ、温泉に浸かって、美味しい物食べて……」

 おいおい、気が早いぞお前ら。

「ところで、司令官は今年の夏休みどうするの?」

「俺?あ〜……実はもう予定があってな。20年以上も実家に帰ってなかったら、『一度くらい顔見せに来い』ってお袋から電話が来てよ」

「じゃあ、司令官は里帰りするの?」

「まぁ、そうなるな」

 嫁が出来た事も報告せにゃならんし、爺ちゃんの墓参りもしたいしな。

「金剛さんの他に、誰か連れていくのかい?」

「とりあえず、5人位かな。俺も含めて7人位で1週間を予定してる」

 それを聞き付けた青葉が俺の里帰りの話を記事にして、提督の護衛争奪戦が勃発したのは、また別の話。


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