283部分:第二十話 準備の中でその十三
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れでいいの」
「そうなの?」
「文化祭優先なの」
「何だかんだでお化け屋敷は大事だしね」
だからだというのである。
「それでいいわ」
「そう。星華ちゃんが言うんならね」
「それでいいけれどね」
「私達もね」
三人もそれでいいというのだった。そうしてだ。
そのまま作業を続ける。しかし星華はここで言った。
「見てなさいよ」
忌々しい顔で呟く。
「この文化祭の間にぎゃふんと言わせてやるから」
こう話してだった。その機会を探っていた。彼女はである。今本来の姿から離れだしていた。そしてそれには自分では気付いていなかった。
第二十話 完
2010・9・8
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