第二章
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功した時はいつも飴を頂いていたので」
「そのことも思い出すので」
「舐めたいのですわね」
「成功した時を思い出してあの時みたいにまたしようとする」
友人達の手に一個ずつ飴を手渡しつつ言うのだった。
「それが成功する秘訣かのう」
「そうした意味でもいいですのね」
「サチさんにとって飴は」
「そうですのね」
「そうかも知れんのう」
笑顔で言ってだ、今も飴を舐めるのだった。サチにとって飴は今日もただ甘いだけでなく成功の味もする実に美味いものだった。
令嬢の好物 完
2018・7・16
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