暁 〜小説投稿サイト〜
俺達は何を求めて迷宮へ赴くのか
いつか終わるお蔵入りネタ集
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して互いに片翼。
 『完成人形(フィニート)』とは、完成した存在。
 完成とは、完結。雌雄同体。両翼。人を超えた存在。

 ヴェルトールが作った究極の人形、それはドナとウォノの『本来の姿』。

 フィニートの封印とは一つの完全なものを二つの性質に分けて二つの人形とすることであり、その封印を解くことは二人が融合して真なる姿を現すことにありました。
 右手に剣を、左手に杖を。美しき純白の双翼を広げたそれは、ヴェルトールの創造した究極の新人類。その戦闘能力はヴェルトール自身を超え、アード・Eの最高傑作を超え、完成した存在の名に恥じぬ圧倒的な力で攻撃。アード・Eはそのままフィニートの攻撃の余波を受けて塵一つ残らず消滅しました。
 フィニートはヴェルトールを深く深く愛しているため、それを馬鹿にした彼女がどうしても許せなかったようで、「力の加減を間違えてしまいました」と見え透いた嘘で薄ら笑いを浮かべていました。


 様々な戦い。様々な裏切り。

 そしてメジェド様。

 メジェド様は実はアフラマズダに協力していました。理由は「断る理由も別にない」から。しかしガウルを拾ってからは「断る理由が出来た」と関係を切っていました。しかしアフラマズダはそれでよくとも彼(彼女?)に一方的な恩義を感じたファミリアが新世界創生に立ち会ってもらおうと強引にメジェド様をガガーリン内部に連れ込み、それを取り返す為に激突します。

 最終的に、決着はメジェド様のファミリアとして本当に力を受け取った証、『闇蝕眼(ライトホール)』からの目からバスタービーム(命名アズ)で大逆転。戦いの余波でガガーリン外部に落っこちそうになったメジェド様を、これまたアズの改造で伸びるハンドになっていた『銀の腕』で助けたガウルは「腕さえあれば、貴方を助けられるんです」と笑顔で『答え』を出しました。
 
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