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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百二十一話
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て言ってたのに」
「一夏が消えるよりはいい。今も一夏は私をみている。一夏の瞳はそういう瞳だ。
だが、時折私達を見ているはずの一夏の気配が弱くなる。
そういう時、どうしても不安になるのだ。
一夏が私達から離れる時は、大抵一夏自身になにかあった時だからな」
「ふーん…」
「だから、お前が一夏にアピールしようと私は一向に構わん。むしろ応援する」
「憐れみで言ってるならアンタを殴る所なんだけど…」
箒の瞳には慈悲などない。
あるのは一人の男への愛だけ。
それをみた鈴は大きくため息をついた。
「はぁ……。いいわ、一夏を惚れさせてやるわ。
後でアンタが後悔しても遅いんだからね!」
「ほう、大きく出たな。だが一夏のハーレムに入るのはお前だけじゃないぞ」
「参考までに聞かせてちょうだい」
「アルシャーヴィン姉妹はわかるか?」
「あのロシア系のロリっ娘よね」
「うむ。それと織斑姉妹。千冬さんと円香だ」
すると鈴が不思議そうに聞いた。
「マドカって誰…?」
「む?はなしてなかったか…。円香というのは一夏と千冬さんの妹だ。
私が軽々しく話して良いことではないのでな。
詳しくは一夏から聞くといい」
「ええ、そうするわ」
「ただ…」
箒が憂うように続けた。
「円香の件は一夏と千冬さんの両親に関わる事だからな。十中八九渋るぞ」
「なら無理には聞かないわ」
「それがいいだろう。あとは更識姉妹と布仏姉妹。
去年の夏祭りにも来ていた青髪の姉妹とその従者だ」
「姉妹多いわね…」
「そういえばそうだな」
と若干メタい話を挟みつつ箒が続ける。
「蘭だが…。一夏の奴未だに怖がられてると思い込んでいるからなぁ…」
「端から見ればあれほど分かりやすいのはないわよねぇ…」
「後は…そうだな。ヴァルハラコンビは既に隷属しているからいいとして…」
「隷属!?」
「いろいろあってな。私が調教した」
「ちょっ……え…?」
「あの二人には手を焼かされた。性感上昇魔法はあの二人の為に作ったような物だしな」
「ゴメンナニイッテルノカワカンナイ」
箒は自身の内側に意識を集め、魔法式を構築した。
「では実践と行こうか。リリムキッス キャスト」
side out
「箒と鈴を二人っきりにしたのは間違いだったな…」
「どうしたのいっ君?」
「なんでもねーですよ…」
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