随筆二十四:無い物はねだれません!?
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かしら?」
心桜「あはは! そうかも! でも、後回しにしても宿題はしっかりこなしてるんだけどなぁ〜 これが、こなせてないのなら言われても仕方が無いんだけどさ」
笹夜「では、先に済ませておくのは如何かしら?」
心桜「それも、実施してます!」
笹夜「そ、そうでしたか・・・すみません」
心桜「いえいえ! つっちゃーと一緒に宿題する時は、午前中に済ませてるよ」
笹夜「七夏ちゃんは、そういうタイプですからね♪」
心桜「そだね〜。で、あたし一人の時は宿題を後回しにしてるから、親から見るとそんな風にしか見えてないんだよね」
笹夜「では、七夏ちゃんのお家で宿題を済ませるという事を、ご両親に話されてみては如何かしら?」
心桜「わざわざそんな事を話すと『シェ〜〜〜!』になるからね!」
笹夜「し、しぇー!? 心桜さん? その手・・・何のポーズかしら?」
心桜「・・・無理だったか・・・」
笹夜「???」
心桜「出かける時に、親に『宿題しに行くから!』なんて話すのは粋じゃないよ!」
笹夜「なるほど♪ 心桜さんらしいです♪」
心桜「で、笹夜先輩は『ピアノばっかり弾いてないで!』・・・って、言われる事ってありますか?」
笹夜「ええ。あります」
心桜「えっ!? あるんですか!?」
笹夜「集中していると、時間の経過が分からなくなって、それで・・・」
心桜「ピアノばっかり弾いてないで、ピアノを弾きなさいっ!!!」
笹夜「きゃっ!」
心桜「あ、すみません! つい・・・」
笹夜「こ、心桜さん!!! 急に大きな声で驚きました」
心桜「あはは・・・」
笹夜「それで、時々『早くお夕食を頂きなさい』って注意されます」
心桜「なるほど・・・って、あたしのボケはスルーですか!?」
笹夜「え!? 何のことかしら?」
心桜「(き、気付いてない!?)」
笹夜「??? 心桜さん?」
心桜「あははー、いやーいいよいいよ・・・もう今から戻されてもハズカシイ・・・というより、ムナシイだけだから」
笹夜「???」
心桜「ちょっと、気分を変えてテレビでも見ますか!? ピッ!」
TV「・・・という結果だそうです。続きまして・・・あ、速報です! 怪盗ドッキ逮捕! 世間を騒がせていた怪盗ドッキが逮捕されました。怪盗ドッキは、犯行前に予告状を送付し、派手なパフォーマンスで警察官を翻弄しながら物を盗む事で世間を騒がせていましたが、先ほど、予告状を投げつける所を警察官に見つかり、脅迫の容疑で現行犯逮捕されました。自分が逮捕される事までは予告できなかったようですね」
心桜「・・・このしっくり来ない感は何!?」
笹夜「何!? って言われましても・・・」
心桜「何で予告状なんか投げつけてハードル上げるんだろうね!?」
笹夜「さあ・・・でも、より高難易度の事に挑戦してみたくな
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