随筆二十四:無い物はねだれません!?
[1/4]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
<i7210|41810>
心桜「こんちわ! つっちゃー! 居る!?」
笹夜「こんにちわ♪」
心桜「おわっ! さ、笹夜先輩!!!」
笹夜「・・・どおしてそんなに驚かれるのかしら?」
心桜「す、すみません。まさか笹夜先輩が最初からいらっしゃるとは思ってなくて・・・」
笹夜「そう言われれば、こちらこそいつも遅れてしまって、すみません」
心桜「いえいえ・・・・・」
笹夜「??? 心桜さん!? どうかなさいました?」
心桜「笹夜先輩、お一人・・・ですよね?」
笹夜「え!? ええ♪」
心桜「ふぅー・・・」
笹夜「心桜さん!?」
七夏「あ! ここちゃー☆ いらっしゃいです☆」
心桜「こんちわー! つっちゃー!」
七夏「くすっ☆ はい☆ 笹夜先輩! 冷茶どうぞです☆」
笹夜「ありがとう♪ 七夏ちゃん♪」
七夏「ここちゃーも☆」
心桜「いつもありがとね! ・・・で、つっちゃーの分は?」
七夏「えっと、この後、和菓子と一緒に持ってまいります☆」
心桜「一緒に持ってくれば・・・って、あたしが手にしているのが、元々はつっちゃーの分なんだよね? ごめん」
七夏「くすっ☆ では、和菓子を持ってまいりますね☆」
心桜「ありがと、つっちゃー!」
笹夜「今日はのんびりと過ごしたいですね♪」
心桜「んー、確かに平和ですね・・・ある意味何も無くて暇ってヤツ!?」
笹夜「忙しい時は暇を求めて、実際にそうなると、今度は何か行い事を求めて・・・」
心桜「無いものねだりですか?」
笹夜「ええ♪」
心桜「分かる気がする」
笹夜「え!?」
心桜「自分がほしかった物が手に入ったら、急に熱が冷めてしまうんだよねー」
笹夜「例えば、どんな事かしら?」
心桜「そうですね。ゲームで、最強の武器を手に入れたら、その武器の威力を確かめてそこで終わっちゃうとか・・・って、こんな例えで分かりますか?」
笹夜「ええ♪ 私も難易度の高いピアノ演奏が出来た時、次にどの楽曲を練習しようかなって考えます♪」
心桜「・・・なんか例え負けた気がする・・・」
笹夜「え!?」
心桜「ゲームとピアノが戦ったら、色々な意味でピアノが勝つと思います!」
笹夜「何の戦いかしら?」
心桜「世間一般の評価です・・・『ゲームばっかりして!』って、言われるけど、『ピアノばっかりして!』とは言われないと思った・・・これってあたしの偏見!?」
笹夜「えーっと、確かにそのような傾向はありますね・・・残念ですけど」
心桜「おっ! 残念と? さすが! 笹夜先輩! 理解有る〜」
笹夜「褒められるような事では・・・」
心桜「いえいえ、褒め事ですよ! 顔見るなり『宿題したの?』って言われ続けたら『他に言う事無いのか!?』って思ったりするよ」
笹夜「それは心桜さんが、宿題を後回しにするから
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ