ストライクウィッチーズ 砂漠の国から来た傭兵
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んだろう……。
彼女の様子を見て、私がそう思っている側で、エイラ、ハルトマン、シャーリーの3人が悪ガキの高校生の様にペリーヌを茶化す。
「オー、ツンツンメガネが男に惚れてらァー」
「あーホントだ、ホント!!」
「こりゃ傑作だぜ!!」
この3人の茶化しを黙って聞いていたペリーヌだったが次の瞬間、彼女の怒りのスイッチが入ったのか……。
「う、う、う、う、うるさいですわねぇぇぇぇぇぇえあqwせdtfgyふじこlp;@:・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
……といった感じで、さっきまでのオドオドした態度から一転し、凄まじい表情で3人に噛みつく。
「………」
「あらあら……」
「何時もの事だ、気にする事はないぞサキ。直ぐにでも慣れるさ、はっはっは!!」
この余りの変わり様に、私は思わず唖然としてしまうが、側にいるミーナと美緒にとっては何時もの事らしく、得意も気にもせずにサラッと受けて流している。
そんな私達の様子に気づいたのか、ペリーヌは「あっ!!」と一言呟くと、再び顔を真っ赤にして、黙り込む。
同時にシュンとした様子で、小さくなってゆく彼女に対して、私は一言こう述べる。
「……君は、感情豊かな子だな」
「あっ、あの……、その……お見苦し所を、お見せしてスイマセンでしたわ……」
こうして、ペリーヌの謝罪によって、私の自己紹介を兼ねた交流会は幕を閉じるのだった……。
…
……
………
それから暫くして、私は新しい住処となるミーナ達が用意してくれた部屋に居た。
この世界の時代が1944年なので、古く臭さこそ感じるが、それが逆に良い味を出しており、まるでアンティーク調なホテルに宿泊している様な気分であった。
そんな気分にさせてくれる部屋の中で、私は501の面々となって初めての仕事となる書類作業……それも私に関する書類の処理だ。
ミーナと美緒は「今日は休んで良い」と言ってくれたが、流石に彼女たちを頼ってばかりなのは私の気が済まない……そう伝えて、いくつかの書類を受け取り、今に至るわけだ。
私も軍司令官を務めた身だ、書類作業に関するイロハぐらい頭の中に叩きこまれている。そのイロハを生かし、私は次々と捌いていく。
そうして、最後に新しく私に”クフィールが使えない際の予備”として、支給されることになったイギリス……こちらの世界で言うブリタニア制のジェット戦闘機である”グロスター・ミーティア”の受け取りに関する書類に、私のサインを書き込んで一通りの書類作業が終わる。
終えると同時に私はペンを机の上に放り投げ、リーネがいれてくれたハーブティーを片手に部屋で一息つく。
「書類作業が面倒くさい仕事なのは、何処の世界でも一緒か……」
ハーブティーを片手に呟きながら、窓の外を見てみ
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