ストライクウィッチーズ 砂漠の国から来た傭兵
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と、緊張した様子の二人も表情がほころび、年相応の笑顔を見せる。
「こちらこそ、よろしくお願いね。それと口調は崩して良いわ、堅苦しいのは嫌いなの」
「それはありがたい。私も階級で呼ばれるは好きじゃない。それと、これから、私を呼ぶ時とは『サキ』で構わない」
「それじゃあ、改めて、サキさん。これからよろしくお願いするわね」
「こちらこそ」
そういって、私とミーナは握手を交わし、それを坂本が笑顔で見つめるのだった……。
…
……
………
それから、少しした後、私はミーナと美緒の部下達が待つブリーフィーングルームへとやって来た。
ここに来た理由は勿論、交流会を兼ねた私の自己紹介の為だ。
「えー……大体わかっていると思うが、本日、501に新しいメンバーが加わる事になった」
「アスラン王国空軍及び……ガリア外人部隊・第2外人落下傘連隊より参加するサキ・ヴァシュタール中佐です。中佐、入ってください」
ミーナに呼ばれ、私はブリーフィーングルームのドアを開け、中に入り、目の前の椅子に座るミーナと美緒の部下達の前に立ち、自己紹介を始める。
「紹介のあった、サキ・ヴァシュタールだ、呼び名はサキで構わない。階級は中佐。所属はアスラン王国空軍・外人部隊”エリア88”及び……ガリア外人部隊・第2外人落下傘連隊から、軍事顧問及びパイロットとして参加する事になった。今日から、宜しく頼む」
「はい……それじゃあ、皆も自己紹介して頂戴」
私がそういって自己紹介を終えると同時に、ミーナが手をパンと叩きながら、部下たちに自己紹介するように言い、部下達の自己紹介が始まる。
まず最初にやって来たのは、仏頂面でやって来たツインテールの少女だ。
「ゲルトルート・バルクホルンだ、階級は大尉。中佐……正直に言わせてもらうが、私は貴方の言ってる事を全て信じることが出来ない……」
「理解しなくても構わない。私自身も、正直、今置かれている状況のすべてを理解している訳じゃないからな……」
私の返事に対し、バルクホルンは「……そうか」と手短に言葉を返すと、私の前から立ち去っていく。
それと同時に入れ替わるように、金髪のショートカットの少女が「相変わらず不愛想だねぇ〜……」とボヤキながら、私の前にやってくるなり、自己紹介を始める。
「私はエリーカ・ハルトマン、階級は中尉だよ。これから宜しくね、サキ♪」
「あぁ、宜しく」
そう言って私がエリーカと軽く握手を交わす。
握手を終えると同時に今度は目をキラキラさせ、豊満な胸を持つ少女がやってくる。
「あたしはシャーロット・E・イェーガー、階級は大尉、シャーリーって呼んでくれ」
「そうか、それで呼ばせてもらおう」
シャーリーにそう言葉を返すと、彼女はより一層目を輝かせながら、言葉をつ
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