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ストライクウィッチーズ 流星の白虎と暴れ馬のウサギ
主人公設定&ストライカー解説
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ストライカーに劣る性能であったが故、これに失望した軍が”P-38 ライトニング”と言った傑作ストライカーを開発し、信頼を置いていたラッキード社に研究・開発を命じ、僅か半年で誕生したのが、この”P-80 シューティングスター”である。

本ストライカー最大の特徴は、ブリタニア製の”ハルフォードH.1B遠心式ターボジェットエンジン”を、ストライカー胴体中央部に搭載し、機首側面に設けたエアインテークから空気を取り入れ、ダクトを通じストライカー後尾に排気を導くスタイルであり、これによってレシプロから発展したメカニズムのカールスラントのジェットストライカーである「Me262v1」や、ブリタリアの「ミーティア」と言った既存のジェットストライカーと比較して、非常に優れた魔力効率の良さを生み出している。また通し桁を用いて左右翼を一体製造し、その上に脚を入れる部分を載せ、機体後部をボルト留めする機体分割法は、整備性の向上に一役買っており、現時点で開発されているジェットストライカーでは、「最も優秀なメカニズムを持つ」とも評される。

だが、しかし、従来の空気力学の延長線上でスピード開発された為、アンダーパワーな所があり、特に離着陸にはピーキーな一面がある。また空戦性能では、後退翼を持つカールスラントの「Me262v1に劣る」と評されている。

しかし、低空低速時の操縦性が比較的マイルドで、使いやすい為、本機をベースとした練習機型ストライカーも現在、開発が進められている。

また、今までのストライカーは、ストライカー上部の開口部から、足を差し込んで装着していたが、P-80はストライカー前面が観音開きで開く為、そこから脚を入れて、閉じる事で装着する。これは緊急時において、ストライカーユニットを放棄する際に、速やかにストライカーを外す事が出来る様にした設計の為。
そして、ウィーラーを始めとするP-80の使用者は、耐Gスーツと言った装備を着用し、更に緊急時におけるストライカー放棄、フラットスピンからの回復等の際に使用するドラッグシュートを兼ねた、パラシュートパックを装備することになっており、これ関して、P-80用のストライカーハンガーは専用の物となっており、ストライカーを格納すると同時に、パラシュートパックの置き場も併設され、更に専用のクレーン等も設置され、分解整備時の作業台としての役割も果たす。

また、ウィーラーが使用している”P-80C”は、”戦闘爆撃型”で、両翼の下にパイロンが設置されており、ここにロケット弾ポッドや自由落下爆弾、ナパーム弾を装着し、使用する事が可能になっており、これによって汎用投下装置が不必要になり、ある程度だが、両手が自由になる為、爆撃ルートに侵入した際に、迎撃の為に向かってきたネウロイを相手に銃撃する事等が可能になっており、柔軟な作戦
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