暁 〜小説投稿サイト〜
ストライクウィッチーズ 流星の白虎と暴れ馬のウサギ
変貌……、人ならず者へ……。
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る。
ジョンソンのM1ガーランドが装填された弾丸8発を撃ちきり、クリップを排莢する音を鳴り響かせると、ジョンソンはホルスターに居れたコルトガバメントを引き抜き、叫びながらネウロイに向けて、撃ちまくる。


コルトガバメントの弾も切れるとジョンソンは腰の弾帯から、ぶら下げてたMK.2手りゅう弾を2個と梱包爆薬を手に取り、一回目を瞑り、深く息を吸うと俺とベイカーに向け、こう言い放つ。
「隊長……、副隊長……、今までお世話になりました!!」
「おいジョンソン、何をする気だ!?」
「ジョンソン、やめろ、やめるんだ!!」
この言葉を聞き、俺とベイカーが制止するよりも先に、ジョンソンは蛸壺から飛び出すなり、ネウロイの大群に向けて、走り出す。
「うああああああああああああああああああっ!!」
走り出したジョンソンは手にした手りゅう弾、梱包爆薬の安全ピンを引き抜きつつ、押し寄せるネウロイの大群に突っ込んだ。
そして、数秒後には、その手りゅう弾と梱包爆薬が炸裂。轟音と衝撃と共に8体近くのネウロイを巻き添えにしながら、ジョンソンは盛大に体を辺り一面に飛び散らせていった……。
「ばっ、馬鹿野郎があああああああああああああっ!!」
「あぁっ、全くだぜっ!!」
ジョンソンの最後を見届けた俺とベイカーが、そう叫びながら、トンプソンとM2ブローニングを撃ちまくり、最後の抵抗を行う。
だが、そんな俺達の抵抗もあざ笑うかの様に、押し寄せ来るネウロイは俺達を殺しに掛かって来る。
「くそっ、キリがないな!!」
「俺達も、そろそろ年貢の納め……ウィーラー、後ろだ!!」
手りゅう弾を投げつつ、そう叫ぶ俺に対して、弾切れしたM2ブローニングをリロードしていたベイカーが叫ぶ。


その叫び声の示す通りに、俺が後ろを振り返ると、そこには俺の頭を目掛け、足を振りかざしたネウロイの姿が。
「ぐっ!!」
ここまでか……そう思った俺が、目を瞑った瞬間だった。
「うあああああーっ!!」
「っ!?」
突然、鳴り響いたベイカーの物では無い叫び声に、俺が目を開くと、そこには病院豪から、飛び出して、ココまでやって来た上で、ネウロイの脚に胸を貫かれたマックバーンの姿があった。
「まっ……、マックバーン!!」
「マックバーン!!」
俺とベイカーが揃って彼の名を叫ぶ中、マックバーンは口から勢い良く吐血しながら、こう言い放つ。
「隊長……、副隊長……、今まで……、ありがとう……、ございました……っ!!」
そうマックバーンが言った瞬間、ネウロイはマックバーンの体を宙に持ち上げるなり、まるでロブスターの頭を?ぐかの様にマックバーンの体を腰から真っ二つに切り裂いた!!
「「うああああああああああああっ!!」」
この光景を目の当たりにし、俺とベイカーは共に絶叫しながら、トン
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