暁 〜小説投稿サイト〜
ストライクウィッチーズ 流星の白虎と暴れ馬のウサギ
変貌……、人ならず者へ……。
[8/18]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
ーはM2ブローニング、カービーはジョンソン機関銃を上空を飛行するネウロイに向け、トリガーを引く。
瞬間、轟音と共にM2ブローニングとジョンソン機関銃のチャンバーが勢いよく前後に動き、次々と金色の薬きょうと吐き出すと同時に、飛行型ネウロイに銃弾を浴びせていく。
この二人の銃撃を受けた1体の飛行型ネウロイが、砕け散りながら、地面に墜落する。
「よっしゃぁ、一機撃墜だぜ!!」
そう勝ち誇ったように言いながら、カービーがジョンソン機関銃のマガジンを交換しようとした時だった。
別の飛行型ネウロイが彼を目がけ急降下し、爆弾を落とした。
「カービー、あぶないっ!!」
「うおぉっ!?」
それに気づいたケーシーが叫んだ瞬間、カービーの近くに着弾した爆弾が轟音と共に炸裂。
この時、発生した凄まじい爆炎と爆風、そして衝撃波がカービーを襲い、カービーの体をシュレッダーにかけた紙の様に粉々に砕いていく。
そうして砕かれたカービーの体は、”ブーツだけを残して、完全に消滅”していた。
「カービー、カービーぃぃいいいっ!!」
「うああああああああああああああああっ、クソッタレがあああっ!!」
カービーの変り果てた姿を前に絶叫するジョンソンの側で、ケーシーはヘルメットを脱ぎ、地面に叩きつけながら、蛸壺から飛び出すなり、気でも狂ったかの様にネウロイに突っ込んでいく。
「馬鹿野郎、戻ってこい!!」
その様子を見て、ジョンソンが慌てて制止しようとするが、それよりも先にケーシーは錯乱しきった様子でネウロイの大群に突撃すると、狂った様にM3短機関銃を撃ちまくる。
「うおあああああああああああああっ、死ね、死ね、死ねぇええええっ!!」
このケーシーの銃撃を浴びて、二体のネウロイが砕け散って行くが、直ぐに別のネウロイがカールとスイートを葬った時と同じ様に、ナイフの様に鋭い足でカービーの左足を切り落とした。
「あああああああっ!!」
「ケーシー!!」
地面に崩れ落ちると同時に、切断された右足から、まるで壊れた水道管の様に血を吹き出して、悶絶しながら、腰のホルスターからコルトガバメントを引き抜き、ネウロイに向けて撃ちまくるケーシー。
だが、そんな彼の最後の抵抗を嘲笑うかの様にネウロイ達は一斉にケーシーに襲い掛かる。
「うわあああああああああああああああああああああああああああっ!!」
そして、悲鳴と共にケーシーは、まるで地面の落ちた飴玉に群がる蟻の様に押し寄せて来たネウロイによって、頭を切り落とされ、肢体を切り裂かれ、体内全ての内臓をぶちまけながら、絶命する。
「ああっ、クソっ!!」
「こん畜生おおぉっ!!」
「うあああああっ!!」
ケーシーの壮絶な最期を前に、俺とベイカーが怒りを爆発させる中、残ったジョンソンも叫びながら、M1ガーランドを撃ちまく
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ