暁 〜小説投稿サイト〜
ストライクウィッチーズ 流星の白虎と暴れ馬のウサギ
変貌……、人ならず者へ……。
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音と土煙と共に吹き飛ばされる。
俺は起爆装置を投げ捨てながら、その様子を見て、隊員達に対して思いっきり次の指示を叫ぶ。
「撃ち方、始めぇ!!」
そう叫びながら、俺がトンプソンをネウロイに向けてフルオートで撃ちまくると、続く様に隊員達も一斉に己の銃のトリガーを引き、銃声と共に銃弾をネウロイに向け、容赦なく銃弾を浴びせていく。
この俺達の銃撃を浴びて、約10体のネウロイが砕け散っていくのを見ながら、俺達は更に銃弾を浴びせていく。
対するネウロイも、次々と俺達に向けて、ビームを放ち、応戦してくる。
「うおぉっ!!」
「くそっ!!」
「怯むな、撃ち続けるんだ!!」
「撃て、撃て、撃ちまくれぇーっ!!」
鳴り響く爆音と爆炎に思わず怯んでしまう隊員達の側で、俺とベイカーはネウロイの大群に向け、トンプソンを乱射しつつ果敢に射撃指示を飛ばす。
この俺とベイカーの姿を見て、怯んでいた隊員達も己を振るい立たせ、銃を撃ちまくる。少しでも、勝利することを信じて……。
だが、そんな俺隊の奮闘を嘲笑うかの様に戦況はネウロイに傾きつつあった。


一体のネウロイが放ったビームが、俺とベイカーの側でM2ブローニングを撃ちまくっていたアレンの胸を貫く。
「ぐあっ!!」
撃ち抜かれた傷から、おびただしい血を流しながらも、アレンはブローニングを撃とうとするが、それよりも先に別のネウロイが放ったビームがアレンの顔面を貫く。
その瞬間、アレンの頭がまるで銃弾を浴びたスイカの様に破裂して、血と頭蓋骨、眼球などを辺り一面にまき散らし、俺とベイカーはそれを浴びて真っ赤に染まる。
「アレンが死んだぞ!!」
「ベイカー、代われ!!」
「了解っ!!」
俺が叫びながら、そう指示を飛ばすとベイカーはブローニングにもたれ掛かるアレンの死体をのけて、ブローニングを撃ちまくる。


そんな俺とベイカーの側では、スイートがネウロイのコアを的確に狙撃し、カールがバズーカーをネウロイに向けて、発射し、ネウロイを木端微塵に吹き飛ばす。
「バリー、装填しろ!!」
「了解っ!!」
バズーカを発射したカールの指示で、バリーが新しい弾をバズーカに装填しようとした時だった。
『GYAAAAAAAAAAAAAA!!』
この世の言葉では、表現しがたい金切り声を上げて、接近したネウロイがカール目がけて、ナイフの様に尖った足を振りかざした。
「ぐっ!!」
「カール!!」
その光景を見て身構えたカールだが、彼を庇う様にスプリングフィールドを投げ捨てて、スイートが彼の前に立ちふさがる。
振りかざされたネウロイの足は、そんなスイートを目がけて振り下ろされた。
その瞬間、骨が砕け散り、肉が引きちぎれる音と共に血をホースの様に吹き出しながら、スイートの首が飛んで行く。
「スイート軍曹!
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