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ストライクウィッチーズ 流星の白虎と暴れ馬のウサギ
流星の白虎と暴れ馬のウサギ
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EEEEEEEEEEEEAAAAAA!?』』』』』
突如として、目の前から俺とシャーリーが消えた事にネウロイが驚くようなうめき声を上げる中、俺とシャーリーはネウロイの後方7キロ程、離れた場所に再び「ビュンッ!!」と言う音と共に姿を現す。
「はぁ……、はぁ……、はぁ……」
「た、たまげた物だなぁ……瞬間移動って奴か?」
「あぁ……」
荒くなった呼吸を整えながら、呆然とするシャーリーの問い掛けに俺は答える。
そして、今やってのけたのが、俺の固有魔法である『瞬間移動』だ。
どういう理論でやっているのかは、主である俺ですら説明できないが、これが、俺がウィザードとして覚醒した時からの固有魔法だ。
移動範囲は、俺を基点に約5〜7キロの範囲内。今やったように、身に着けている物、手に持っている物等もすべて一瞬で移動させる事が可能で、今の様な緊急回避やドッグファイトの際に一瞬で相手のケツを取ったりと、上手く使えば形勢を一発逆転させる事の出来る大技だ。
しかし、その分、消費する魔法力も他の固有魔法とは比べ物にならない程、膨大であり、俺自身の感覚では最低でも10分は魔力を回復させないと使用できない。
現に今も、心臓が激しく鼓動を打ち、体が酸素を求める様に粗い呼吸をしている。
だから、本当に”イチかバチかの賭けに出る際にしか使えない”大技だ。
だから、訓練の際には使わないし、そもそも使ったら反則扱いされる。
そんな大技をやってのけた俺は荒ぶる呼吸を何とか整えながら、シャーリーに顔を向けて、こう言い放つ。
「お前はココに居ろ……、俺が奴を仕留める……」
「ばっ、馬鹿言うなよ!!死んじまうぞ!!」
「そんな事ぐらい、分かってる!!」
「っ!?」
声を荒げながら、言葉を返す俺を見て、驚いたような表情を浮かべるシャーリー。
彼女は俺の過去……、俺が”犯した大罪”……、そして”俺が人間では無くなった”事を知らない……だからこそ、俺を止めようとするんだろう……。
だが、俺は大罪人として、裁きを受けなければならない……。それだけを考え、俺は今日まで生きて生きたのだ……。
だから、俺は今、ここで行かねばならない!!
「うおおおっ!!」
「あぁっ、この馬鹿ッ!!アタシを置いてくな!!」
覚悟を決めた俺が叫びながら、トンプソンを構え、ネウロイに向かって突撃し、それを見たシャーリーも叫びながら、俺に続こうとした瞬間だった。
俺たちが、再びネウロイと交戦に入る前に、突如、横から飛んできたロケット弾が新型ネウロイに炸裂した。
同時に多数の銃撃がネウロイ達に浴びせられ、5機の内、2機がコアを打ち抜かれ、砕け散っていく。
「「!?」」
『二人共、大丈夫か!?』
『全くリベリオン人は西部劇みたいな事が好きなんですから!!』
この光景に俺と
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