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ストライクウィッチーズ 流星の白虎と暴れ馬のウサギ
流星の白虎と暴れ馬のウサギ
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し、出撃体制を整える。
「二人とも、いけるわね?」
「準備OKだ、ミーナ!!」
「こっちもOKだよ」
「じゃあ行くわよ……ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ、発進します!!」
「ゲルトルート・バルクホルン、出撃する!!」
「エーリカ・ハルトマン、行くよ!!」
出撃体制を整えた三人は、そう言葉を交わすと、一斉に発進して行くのであった……。
…
……
………
その頃、当の俺とシャーリーは襲撃してきたネウロイ達とのドッグファイトを繰り広げていた。
「デビル5、後ろに2機ついたぞ!!」
「っ!!」
シャーリーの報告に対し、俺は前に向けて飛びながら、後ろを確認するとシャーリーの言葉通り、2機のネウロイが俺の後ろにピッタリついて来ていた。
「クソッタレが!!」
俺は罵倒しながら、背面飛行の体制をとり、後ろの方を向くなり、トンプソンのトリガーを引くと.45APC弾の銃声と共に勢い良く銃口から、銃弾が飛び出し、ネウロイに向けて飛んで行くと同時に排莢口から金色の薬莢が吐き出されていく。
その銃撃を俺の後ろについていた2機のネウロイが回避しつつ、1機は下降し、もう1機はそのままで俺に対して攻撃を加えてくる。
飛んできたネウロイの真っ赤なビームを右
ロール
(
横転
)
で回避しつつ、水平飛行に戻った俺は下降したネウロイの様子を確かめる。
下降したネウロイは、ある程度の高度に加工すると一気に頭を上げて猛スピードで俺目がけて上昇していくる。
どうやら、”ロウ・ヨー・ヨー(※ドッグファイトで敵機を追う際に自機の速度が劣速である場合に足りない速度を降下することで補い、そこから上昇することで再び高度を得ながら追随する空中機動戦術)”を仕掛けて、距離を詰めるつもりらしい。そう上手く行くと思うなよ!!
「うおおおっー!!」
ネウロイの目的に気付いた俺は魔力をP-80の魔力エンジンに思いっきり流し込み、エンジンをフル回転させる。
瞬間、P-80のジェットエンジンが凄まじい唸り声をあげて、一気に加速していく。その速度はP-80の最高速度である965キロに迫る程だ。
『GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAYAEEEEEEEEEEEEEEEE!!』
この加速にロウ・ヨー・ヨーを仕掛けようとしたネウロイが、まるで悔しがるかの様なうめき声をあげた瞬間だった。
「貰ったっ!!」
ネウロイよりも先に上昇して、その進路に先回りしたシャーリーがネウロイに向けて、BARを発砲し、ネウロイに.30-06スプリングフィールド弾を浴びせていく。
この銃撃を食らったネウロイは、コアを打ち抜かれ、悲鳴のような団切間を上げて粉々に砕け散っていく。
「今だっ!!」
その様子を後ろ目が確認した俺は、上昇すると同時に体をくの字にして、両
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