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ストライクウィッチーズ 流星の白虎と暴れ馬のウサギ
流星の白虎と暴れ馬のウサギ
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に救援に向かうわ!!』
「了解、時間は!?」
『おおよそ20分って所ね……私達も先行するエイラさん達と合流しつつ、出来る限り早く向かうから、それまで何とか持ちこたえて!!』
「了解!!」
ミーナ隊長の無線通信に対し、俺がそう復唱を返しつつ、通信を終了する側でBARの安全装置を外しつつ、シャーリーが悪態をつく。
「20分って、早いんだか、遅いんだか良く分からない時間だな!!」
「来ないより、マシだ!!やるぞ、シャーリー!!」
「分かってるよ、やってやろうぜ!!」
俺とシャーリーは言葉をそう交わしながら、ネウロイとの戦闘を開始するのだった……。
…
……
………
その頃、501統合航空団の基地では、俺たちの応援に向かうべくミーナ隊長達が出撃体制を整えていた。
愛用のA6M3a零式艦上戦闘脚二二型甲に足を通し、エンジンを起動させながら第501統合航空団の副隊長である坂本美緒少佐がミーナに問い掛ける。
「ミーナ、二人の状況はどうなってる!?」
「地点アルファ337、高度8800メートルで小型ネウロイ6機との交戦に突入したわ!!」
「6機か……、更に例の新型ネウロイも居る訳か」
「えぇ、不味い状況よ!!」
口調を強めながら、美緒に言葉を返しつつ、ミーナが愛用のメッサーシャルフ Bf109G-2に装着するのを横目に見ながら、美緒は愛用の扶桑刀を背中に掛け、整備兵から渡された九九式二号二型改13mm機関銃のコッキングハンドルを引く。
「先に応援に向かったエイラ達には伝えてあるな?」
「えぇ、直ぐに応援に向かう様に伝えているわ!!」
「分かった、ミーナ。私とペリーヌは先に言ってエイラ達と合流しつつ、二人の応援に向かう!!」
「えぇ、お願い、美緒!!私も直ぐに続くわ!!」
ミーナと交わした後、美緒は側で出撃体制を整え終わったペリーヌ・クロステルマン中尉に顔を向け、こう言い放つ。
「ペリーヌ、行くぞ!!」
「はい、少佐!!」
二人はそう言葉を交わすと「坂本美緒、出る!!」、「ペリーヌ・クロステルマン、発進しますわ!!」と叫びつつ、二人揃って発進して行く。
その様子を後ろで見ていたミーナも、整備兵から手渡されたMG42にドラムマガンを装填しつつ、出撃体制を整えていく。
「すまんミーナ、少し遅れた!!」
「ふぁぁぁ〜……」
「シャキッとしないか、ハルトマン!!スクランブル発進だぞ、分かってるのか!?」
「は〜い」
「緊張感を持たんか、このネボスケがぁ!!」
同時に少し遅れて共にやってきたゲルトルート・バルクホルン大尉とエーリカ・ハルトマン中尉も、漫才の様なやり取りを交わしながら、互いに愛機であるフラックウルフ Fw190D-6プロトタイプとメッサーシャルフ Bf109G-6に足を通
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