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ストライクウィッチーズ 流星の白虎と暴れ馬のウサギ
流星の白虎と暴れ馬のウサギ
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は素早く管制室に対して無線連絡を飛ばす。
「デビル500より、管制室。繰り返す、デビル500より、管制室へ。応答願う」
『管制室より、デビル5へ。感度良好、どうぞ。オーバー』
「こちらデビル5。現在、地点デルタ398地点にて新型ネウロイを確認。繰り返す、現在、地点デルタ398地点にて新型ネウロイを確認した。大至急、ミーナ隊長へ、指示を願うと伝えよ。オーバー」
『了解、ミーナ中佐と変わります』
管制官はそう言って、通信を一旦切る。
再び通信が繋がった時に無線機のスピーカーから聞こえてきたのは、俺とシャーリーの隊長であるミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐の声であった。
『ミーナ中佐より、デビル5へ。ウィーラー大尉、応答願います』
「こちらデビル5、どうぞ」
そうミーナ中佐の通信に対して、俺が返事を返すと、ミーナ中佐は無線機越しにこう問い掛けてくる。
『ウィーラー大尉、ネウロイの様子はどうなってるの?』
「現在、自分とシャーリーはネウロイの後方上空約7500メートルに居ます。ネウロイは、自分達にまだ気づいていない様です」
『了解、直ちに待機中のエイラさん達を応援に向かわせます。ウィーラー大尉達は引き続き、最大限に警戒しつつ、写真撮影及びネウロイの動向を追って、エイラさん達と合流して頂戴』
「デビル5、了解。通信終了」
俺はミーナ中佐の指示に対し、そう言って通信を切ると、今度はカメラを構えるシャーリーに話しかける。
「シャーリー、写真撮影しつつ、動向を追えとの指示だ」
「OK、デビル5。じゃあ、早速写真撮るぜ」
シャーリーは、そう言うと言葉通りに、さっき用意したカメラをネウロイに向けて構えるなり、シャッターを押してフィルムにネウロイを収めていく。
そんなシャーリーが写真に収めているネウロイの姿と言うのは、カールスラント空軍で試作された左右非対称の変t……じゃなくて、とんでもないフォルムの偵察機の”ブローム・ウント・フォス Bv141(※以下、 Bv141)”によく似ている。
このBv141の特徴でもある左側にある巨大なプロペラすら、きっちりコピーされている。ネウロイはプロペラやジェットの様な動力装置が無くても飛べるのにだ。
現にそのコピーされたプロペラ部分は回転していないし、形こそ同じだが、機能としては別物……と思った方が良いだろう。何の機能かは予想もつかないが……。
因みに俺はテストパイロット&技術士官と言う立場な為、リベリオン軍とカールスラント軍の技術部の交流会で一度だけ実機&飛んでいる姿を見たことがあるが、とにかくシュールな光景だったな……。
って言うか、何を思ってネウロイの連中はあんな変t……じゃなくて、ぶっ飛んだ設計のBv141をコピーしてるんだ?
「よーくあんな姿で飛べるもんだなぁ〜……。って言うか
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