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ストライクウィッチーズ 流星の白虎と暴れ馬のウサギ
流星の白虎と暴れ馬のウサギ
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シャーリーが揃って、驚き、思わず空中で急停止すると同時に、無線機から、俺とシャーリー以外の声が聞こえてくる。
その声は、俺達の副隊長である少佐……もとい、坂本美緒少佐と、その相方であるペリーヌ・クロステルマン中尉(※以下、ペリーヌ)の声であった。
この少佐の声に驚きながら、俺とシャーリーが後ろを振り返ると、そこには少佐を始め、俺達の応援に来たサーニャ・V・リトヴャク中尉、エイラ・イルマタル・ユーティライネン少尉、フランチェスカ・ルッキーニ少尉、リネット・ビショップ軍曹、宮藤芳佳軍曹、そして俺と共に”連合軍が存在を認める二人の飛行可能なウィザードの二人目”である月影流斬(つきかげりゅうき)少尉の姿があった(※以下、サーニャ、エイラ、ルッキーニ、リーネ、芳佳、流斬)。
「少佐……」
「……ったく、遅いよ〜!!」
「二人共、無事の様だな」
「俺とシャーリーの元にサーニャ達と共にやってきた少佐は、俺とシャーリーの無事を確認すると続け様に問い掛けてくる。
(新型)はどんなのだ?」
「あのプロペラの様な部分はガトリング式のビーム砲になっています。まともに撃ち合ったら、勝ち目はありません」
「横に回り込もうにも、小型ネウロイがピッタリついてきて隙が無いんだ」
「なるほど……良く出来た作りと、基本ながら手堅い戦法だ。ネウロイながら感心だな……ミーナ聞いたな?」
俺とシャーリーの報告を聞いた少佐が呟く様に、無線機越しにミーナ隊長に問い掛けると、無線機越しに少佐同様に俺とシャーリーの報告を聞いていたミーナ隊長が『えぇ』と短く返すと、続け様に素早く作戦を立てる。
『今から、私とトゥルーデ、エーリカはネウロイの後方に回り込むから、回り込み次第、攻撃を開始するわ。サーニャさんはネウロイの右斜め7キロから、支援砲撃。エイラさんは、周囲経過しつつ、サーニャさんをカバーして』
「了解です」
「分かったゾ、隊長」
ミーナ隊長の指示に対して、サーニャとエイラが復唱を返しつつ、配置につく中、隊長は次に指示を飛ばす。
『リーネさんは、ネウロイの左斜め7キロから観測支援及び狙撃支援を。随時、ネウロイの動きを報告して、必要に応じて狙撃して頂戴。ペリーヌさんは、スポッター(観測主)をお願いします』
「はいっ!!」
「了解ですわ!!」
そう答えて、リーネとペリーヌの二人も素早く配置についていくのを見ながら、俺達は次の指示を受ける。
『残るメンバーは、全員、美緒の指揮下に入って、正面からの攻撃を!!』
「了解だ、ミーナ……。全員、今の聞いたな!?」
「「「「はいっ!!」」」」
「なら、さっそく行動に移れ、急げ!!」
「「「「了解っ!!」」」」
この少佐の檄を聞きつつ、俺達はネウロイへの反撃体制を整えていく。

……どうやら、俺は……。まだ断罪で
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