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ストライクウィッチーズ 流星の白虎と暴れ馬のウサギ
流星の白虎と暴れ馬のウサギ
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バルクホルン)が使う程度か。
そんな俺が今、コンビを組んで哨戒任務に当たっているのは、同じくリベリオン合衆国出身のウィッチである”シャーロット・E・イェーガー(※あだ名、シャーリー。なぉ、以下、シャーリー)”だ。
俺が501に配属される前より、501に所属していたウィッチであり、501で一番のナイスバディの持ち主だ。
んで、俺が配属された当初から、同郷の人間と言う事で何かと絡んできて、知らぬ間に『相棒』になっていた。ったく、知らぬ間に相棒ができるとはなぁ……全く何がどうなっているんだか……?
そんな彼女が任務で使うTACネームは、彼女自慢のナイスバディを元にしたあだ名でもある”グラマラス・シャーリー”。まぁ、殆どが「シャーリー」で読んでいる。
「ん?どうかしたのか、ウィーラー?」
「いや、何でも無いぞ」
そんな考えが知らぬ間に表情に出ていたのか、ふとそれに気づいたシャーリーが俺に対して、話しかけてきたので軽く受け流す様に俺は言葉を返す。
俺の返した言葉に対し、「あっ、そう?」と軽く返ながらシャーリーは、続け様にこう言い放つのだった。
「しっかし……暇なもんだねぇ……、哨戒任務って言うのは……」
「愚痴るなよ。ここ最近、新型ネウロイが基地の近くをウロウロしてるって話だから、哨戒してるんだろ?」
……とまぁ、この会話の示す通りに、今、俺達が飛んでいる空域をここ最近になって、今までのデータにない新型のネウロイが飛んでいるとの目撃情報が他のウィッチ部隊から寄せられていた。
で、その情報を元に俺達、501の面々も交代で空中哨戒任務に当たっており、今日は俺とシャーリーの担当な訳である。
「寝床を吹っ飛ばされたくなけりゃ、文句言わずに黙って飛んで、周囲見ろ」
「ハイ、ハイ、ハイ」
「ハイは一回」
「ハーイ」
「伸ばすな」
……とまぁ、こんな感じで哨戒任務中とは思えないどっかの高校生の会話の様なやり取りをしていた時だった。
ふと俺の視界の黒く動く物が飛び込んでくる。
「ん?」
あれは一体、何だ?
そう思いながら、その黒い物体に視線を向けて小隊を確かめると、それは中型爆撃機サイズのネウロイだ。
しかも、さっき述べた、ここ最近になって、この空域に出現しているという新型ネウロイ。
それを確認するや否や、俺は声を張り上げてシャーリーに知らせる。
「2時の方向、
Tallyho target
(
タリホー、ターゲット
)
!!」
「
Tallyho target
(
タリホー、ターゲット
)
。
Roger
(
ラジャー
)
!!」
俺の報告で気づいたシャーリーも2時の方向を見て、例の新型ネウロイ発見の報告を復唱しつつ、素早くベルトからぶら下げていたポーチから、カメラを手に取って新型ネウロイの写真撮影の用意をする。
そんな彼女の側で、俺
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