第一章 始まりの戻し旅
Ep2 大召喚師の遺した少女
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と元に戻れる。そんな身勝手な理由からだが、オレはあんたの旅について行きたくなった」
リクシアの表情は複雑だ。
「私のすべてを否定した、いけすかない奴って思っているんだけれど……正直、一人きりの旅では不安なことも多いの。私、まるっきりの素人だから」
「それで旅に出ようとしていたのか?」
アーヴェイは本当に呆れてしまったようだった。
「全く、見てられないな。そんなので世界に挑むなんて無謀にもほどがある。そんなわけで同行することになったアーヴェイだ。こっちはフィオル」
アーヴェイは、目を覚まさないフィオルを心配げに見詰めながらもその手を差し出した。
「これからよろしくな」
運命は、回り始める。
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