第19話。変人の文化祭。
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ちまくっている。
しかし、見えない。あれか、見えるんじゃないかとガン見してくる馬鹿な男どもを捕えるトラップか。孔明の罠だな。
俺はと言うと2回プレイして40球全部ホームランの的に当てて景品全部貰ったらもうやめてくれって言われた。
自分でもやり過ぎを感じてので自重した。
その後は「やあぁ!」とかいいながらバットを振る姉ちゃんを愛でることにした。
可愛らしくバットを振り、当たらないとむーと膨れて当たると満面の笑みを浮かべる。
アレを見ていると姉ちゃんはロリキラーストロングであると感じた。
どんなロリコンでも奥まで浸透!!みたいな
まぁとにかくロリコンじゃなくて良かったと切実に思います。
「今日は遊んだのー」
「そうね。いい休日だったわ。」
凛ちゃんも満足げの様子。姉ちゃんは疲れたのかシロちゃんにおんぶされて寝てしまった。
「明日は学校や〜。おっ!そや、そろそろ文化祭の出し物作らなあかんね。」
「あ〜、あれね。」
同好会の顧問の先生から、文化祭にモノ作り同好会として出展しようと言われている。
一成は生徒会が忙しい中、暇を見ては木工細工にトライしているようだ。いいね。チャレンジ精神にあふれているよ。
凛ちゃんは見せるのが嫌みたいでこそこそ作っているみたいだ。どうせ当日に見るのにな。
「凛ちゃん何作るか楽しみや〜。のぉ?シロちゃん。」
「ああ。凄く楽しみだ。」
「フ・・フンッ!せいぜい楽しみにしてなさい。」
楽しみやわ〜。
文化祭当日。俺の日である。
「行くでシロちゃん。はよ!はよせい!!」
「体育祭とは真逆過ぎだろ・・・・」
文化祭は体育祭と違って当日はグダグダできるからいい。
文化祭はね、当日までの準備が大切なんですよ。
だから当日に間に合うまでにこの日はあれやって、次の日はこれをやる。みたいな分担作業ができるから好き。
露店や喫茶店やるとしても、工作側に回れば当日はやらなくていい。みたいなことも多いしな。
まぁ公立中学だから喫茶店的なのは無く、合唱して、ぼけーと弁論大会的なの聞いて、知り合いの絵とか発表を見てハイ終わり。
素晴しい。アァ素晴しきかな文化祭。
現在は弁論大会。大抵の場合、在り来たりなことを言うだけになりがちな弁論大会であるが、今年は違う。
まぁなぜなら凛ちゃんと一成が参加するからなんだが。ハイレベル過ぎて笑える。お前らほんとに中学生か。またファンが増えるね。
合唱はふつーに歌って終了。ちなみに練習の時、合唱部そっちのけでまた凛ちゃんがリーダーシップを取っていた。
舞台で
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