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師の必須装備といって過言ではない。『熱』の属性に秀でた者の中にはこのカンテラの火を用いて呪術を発動させる者もいる。
『灯薪』……本編では明言されていないが、呪法具の一種。多少の天候変化をものともせずに安定して燃え続ける薪であり、呪法を使わずとも着火、消化可能(ただし呪法を用いない場合は少しばかり手間がかかる)。大きくて重いが料理の火としても使われるなど生活に密着した呪法具。
法衣……呪法師が任務に於いて身に着けることを義務付けられた服。基本的に黒を基調としているが、これは「敵地たる闇に自ら足を踏み入れる勇気」を示している。全部同じように見えて夏用や冬用など数種類存在し、戦闘での動きを阻害しないように装飾は最小限に抑えられ、関節可動域を広めに見積もっている。
銃……呪法師が使う触媒兼武器。鉄の銃身が『錬』、銃弾の火薬の爆発が『熱』、そして木製グリップが『樹』の触媒として使える。更に弾丸の速度に呪法を重ねることで高い貫通力を発生させるため、現代呪法師のスタンダード装備といって過言ではない。現在出回っているのは8連装回転式拳銃『タスラム』。現実世界と違い、人間に対して撃つことを前提としていないので威力より弾数が優先されている。
指抜きグローブ……地面の土などを触媒として『地』の呪法を発動させやすくするために敢えて指をカバーしていない手袋。呪法師の法衣、銃と並んで象徴的な装備。
・政治
呪法教会……かつて呪獣から身を護るために人々が興した朱月の都にて、最初の『大地奪還』を提唱し呪法師を率いた組織。呪法の開発をはじめとして、現在の大陸でスタンダードとされる文化の殆どは呪法協会の人間が作り出したものであり、戦力だけでなく学問の面でも優れていた。のちに民の絶大な支持を得て現在の人間の生活圏を取り戻した国内最大の戦闘集団。
大陸の民の生活が安定するまでは政治等も呪法協会が行っていたが、後に戦いと政治を分離する為に『レグバ元老院』(後述)が設立してからは完全に呪法師の育成と運用、及び治安維持活動に専念している。教会の最高意思決定者は『法主』(教皇のようなもの)という特別な地位を持つ。
近年は呪法師の減少によって呪獣に対抗できなくなる可能性を憂いており、大陸全土を人間の生活圏とする『第二次大地奪還』構想を推し進めている。
呪法師……呪法を扱う者にして、呪法協会の構成人員。呪法は教会の秘儀であるため、伝授されるためには呪法協会に入らなければ呪法師として認められることはない。また、呪法師には教会直属の教育機関『サンテリア機関』で一定の教育を受ける義務がある。
任務遂行時は必ず2人〜5人のタッグ若しくはチームを組むことが原則となっている。
呪法師には階級が存在し、下から順に『
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