暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2104話
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は思わなかったから、今回は使わなかったが」

 更には、切り札としてリミッター解除という奥の手も存在している。

「……本当かい? いや、アクセルの様子を見れば、本気なんだろうね。それにしても……シャドウミラーというのは、そこまで強力なMSを持ってるのかい」
「儂がホワイトスター……シャドウミラーの本拠地に行って乗ってみたが、その時に乗った機体は、そこまで強力ではなかった。ジンという機体は、それこそバッテリーで動いているだけあってパワーもそこまでではないし、ザク以上に戦闘に対する時間制限がある。ジンが3機から5機でザク1機分といったところか」
「それはまた……アクセルの機体に比べると、随分と弱いね」
「俺は仮にもシャドウミラーの代表だからな。そんな俺の乗る機体が、ジンみたいな機体な訳がないだろ。……いや、個人的にはジンのフォルムは好きなんだけどな」
「だが、ジンはともかくストライクダガーだったか? あの機体はビーム兵器があるだけに、今のこの世界にとってはかなりの強みを持つ」

 ラルの言葉に、シーマとコッセルが強い視線をこちらに向けてくる。

「新国家だったかい。その国には、青い巨星が言うビーム兵器を使えるMSが配備されるのかい?」
「多分、そうだろうな。ただ……もっと強いMSはあるが、恐らくその類は配備する事はない」
「……何でだい?」
「俺達がこの世界に来た理由の1つに、この世界特有の技術を欲しているというのがある。例えば、今で言うのならミノフスキー粒子やミノフスキー物理学を使った核融合炉とかか。だが、そんな世界に他の世界の技術を持ち込んだ場合、恐らく本来ならこの世界で発展する筈だった技術が発展しないという事にもなりかねない」

 ましてや、これは説明する事は出来ないが、俺とセイラが初めて接触した時に見た、アムロとシャアの小惑星落としの光景。
 迂闊にこの世界に俺達の技術を持ち込んだら、あれがもっと酷い光景にならないとも限らないのだ。
 ……もっとも、月を制圧した後にはリーブラ、バルジ、ジェネシス、ニヴルヘイムといった大規模破壊兵器を持つ機動要塞を配置するのだが。
 ただまぁ、それらは非常に厳しいセキュリティを用意してあり、バッタやメギロート、量産型Wといった戦力で守っているので、その技術が盗まれる心配は基本的にしなくてもいいだろうが。

「つまり、何だい? あたし達がお嬢ちゃんの建国とやらに協力しても、使用するMSはザクとかだけなのかい?」
「ラルに言った通り、最初はこっちからもMSを貸し出す。攻撃力という点に関して言えば、ビーム兵器を持っているから明らかにザクよりも上だと思っていい」

 ストライクダガーもバッテリーで動いているので、持久戦という事になればザクより劣るんだが。
 そういう意味だと、い
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