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空に星が輝く様に
258部分:第十八話 運動会その十六
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 星子がこのことから話した。
「それだとお化け屋敷なんかどうかしら」
「お化け屋敷?」
「そう、文化祭なら結構やるわよね」
「ええ、確かに」
「それじゃあどうなかしら、これで」
「考えさせて」
 星華は実際にサイダーを飲みながら考える顔を見せた。
「それいいかもね」
「そうでしょ。お化け屋敷ってお客さんそこそこ入るしそのうえやりがいがあるでしょ」
「色々と工夫もできるしね」
「じゃあそれでいく?」
「まだ考えさせて。けれど面白いわね」
「そうでしょ。それじゃあね」
「ええ、話もしてみるわ」
 こう話してだった。そのうえで文化祭にその考えを移していく星華だった。彼女の心は運動会から離れようとしていた。しかしわだかまりは残っていたのであった。


第十八話   完


                 2010・8・24

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