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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第39話 因縁の再開!フリードと現れし元凶、コカビエル!
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とは無いさ、よくやってくれたな」
「あ、えへへ……」
イッセー先輩に頭を撫でられたルフェイさんはふにゃあといったように表情を緩ませていました。う、羨ましい……
「兵藤一誠、そっちの魔法使いと狼は君の知り合いか?」
「ああ、この子はルフェイ、そしてこっちがテリーだ。どちらも俺の頼りになる相棒さ」
「初めまして、ルフェイと言います!イッセー師匠の弟子をやっています!」
「個性的な子を弟子に持っているんだね、イッセー君って……」
元気いっぱいに挨拶をするルフェイさんにゼノヴィアさんとイリナさんは苦笑を浮かべていました。
「……ってこんなことをしている場合じゃない、バルパーが逃げてしまったぞ!くそ、みすみす逃がしてしまうとは……」
「追いましょう、ゼノヴィア!」
「止めろ、2人とも」
ゼノヴィアさんとイリナさんがバルパーを追おうとしましたがそれをイッセー先輩が止めました。
「どうしてよ、イッセー君!」
「ここで深追いすれば危険なのは分かっているだろう?罠があるかも知れないのに自分から引っかかりに行くつもりか?」
「……確かにその通りだ。少し頭に血が上り過ぎていたようだな、すまない」
「私もごめんなさい……」
冷静さを取り戻したのかゼノヴィアさんとイリナさんは申し訳ないという風に私たちに頭を下げました。
「反省できるなら問題はない、それよりもこれからどうする……ん?携帯か」
イッセー先輩の携帯から着信音が鳴りました、先輩は携帯を取り出して電話に出ました。
「はい、イッセーです」
『あ、イッセー?私よ、そっちの状況はどう?』
「リアスさんでしたか。ちょうどいい所に電話をしてきてくれましたね」
『もしかして何か進展があったの?』
「ええ、実は……」
どうやら電話をかけてきたのはリアス部長だったみたいですね、先輩はさっきまでの事を部長に説明しました。
『……そう、バルパー・ガリレイに遭遇したのね』
「はい、そういえば魔王様には連絡したんですか?」
『連絡は済んだわ、こっちに向かっていると言っていたからもうすぐ着くはずだけど……あら、朱乃。どうかしたのかしら?……なんですって!?』
先輩の携帯から部長の驚いたような声が聞こえました、何かあったのでしょうか?
「リアスさん、何かあったんですか?」
『大変よ、イッセー!この街全体に謎の結界が張られたらしいの!そのせいで魔王様との連絡もできなくなってしまったの、しかも魔法陣まで使えなくなってしまったから冥界はおろか町の外にすら出られなくなってしまったらしいわ!』
「結界ですって?」
イッセー先輩がチラリと上を見上げるとそこにはいつの間に
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