暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第39話 因縁の再開!フリードと現れし元凶、コカビエル!
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ルパーが地面に手を置くと魔法陣が展開されてケルベロスたちが現れました。先ほどいきなりケルベロスの群れに囲まれていたのはこの男が呼び出していたからだったんですね。


「さらばだ、悪魔と教会の連合諸君」


 バルパーはそう言うとフリードを連れて消えてしまいました。


「くそ、こんなところで逃がしてしまうとは!」
「イッセー先輩、威嚇でこいつらをどうにかできないんですか?」
「既にやってみた、だがこいつらは脳に何か細工を受けたのか感情が無くなっている。本能に恐怖を訴える威嚇は感情が無い奴らには通用しねぇ」
「そんな……こいつらまだ増えていますよ!」


 ゼノヴィアさんはバルパーとフリードを逃がしてしまった事に拳を握りしめていました。
 私はイッセー先輩に威嚇でケルベロスたちの戦意を無くしてしまう事を提案しましたが既に行っていたようです、しかし脳に細工を受けたのかケルベロスたちには感情が無いそうで威嚇は効果が無いらしいです。確かにケルベロスたちの目は虚ろで屍みたいな状態にも見えます、コカビエルたちがケルベロスたちを操る為にそんな事をしたのでしょうか?


「さてどうするか……(いっその事赤龍帝の鎧を纏うか?この数を相手にするとなるとカロリーを結構消費しちまうだろうな、そうなったらコカビエルとやり合う時に不利になるかも知れん。イリナたちもいるがもはやそんなことを気にしている場合でもないだろうし……やるか)バランス・ブレ……」
「その必要はありませんよ、師匠!イオナズン!」
「グァァオォオ!!」


 突然凄まじい爆発が起こったと思ったら何体ものケルベロスたちが吹き飛ばされていました。更に白い閃光がケルベロスたちの間を走り抜けるとケルベロスたちの身体から夥しい量の血が吹き出ました、よく見るとケルベロスたちの身体の一部が食いちぎられたかのように無くなっていました。


「ルフェイ!テリー!来てくれたのか!」
「はい!師匠のピンチに弟子が駆けつけるのは当然の義務ですよ!」
「ワォン!」


 なんと私たちのピンチを救ってくれたのはルフェイさんとテリーでした、どうやら2人はこちらの世界に来てくれていたようです、でもテリーはグルメ界の生物なのでゼノヴィアさんとイリナさんに変に思われたりしないでしょうか?


「な、なんだ?魔法使いのような少女が現れたが兵藤一誠の仲間か?」
「白いワンちゃん……いや狼ちゃんかしら?アルビノっぽいけど目は赤くないわね」


 どうやらテリーの事を唯の狼と思ってくれたようですね、取り敢えずは安心ですね。


「いいタイミングだったぜ、二人とも。あのまま戦っていたらちょっと面倒だったからな」
「でも敵は逃がしてしまいました、ごめんなさい、師匠……」
「謝るこ
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