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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第39話 因縁の再開!フリードと現れし元凶、コカビエル!
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げた後、大きくジャンプをしました。そして着地したときの衝撃を利用してケルベロスの口を引き裂きました。


「口さけ小猫バスターです!」
「やるね、小猫ちゃん。だったら僕も……はぁぁぁ!」


 祐斗先輩が地面に手を置くと地面から沢山の魔剣が現れてケルベロスたちを串刺しにしていきます。そして動けなくなったケルベロスたちを和道一文字の一閃で切り裂いていきます。


「皆さん、援護します!バイキルト!ピオラ!」


 アーシアさんが私たちに補助魔法をかけてサポートしてくれます。今の呪文はルフェイさんから教わった物ですね、今のアーシアさんでは数回しか使えないらしいのですがサポートしてもらえるのは有り難いです。


「アーシアさん、ありがとうございます!」
「ほほう、面白い状況だな。『魔剣創造』にエクスカリバーが2本、更には見た事もない魔法や武術を使うとは興味深い」


 ケルベロスたちを蹴散らす私たちに第三者の声が聞こえてきました。声がした方を見てみるとそこには神父の恰好をした初老の男性が立っていました。


「貴様はまさか、バルパー・ガリレイか!?」
「如何にも、私こそがバルパー・ガリレイだ」


 ゼノヴィアさんの言葉に丁寧に自己紹介する初老の男性……バルパー・ガリレイの登場に私たちは衝撃を受けました。まさか本当にこの事件に関わっているとは何かしらの運命を感じてしまいますね。


「バルパー・ガリレイ!教会から奪った聖剣を返してもらうぞ!」
「襲撃に会った際に殺された仲間たちの仇!ここで討たせてもらうわ!」
「ふん、教会の使いか。エクスカリバーを私に渡してくれる為に態々この町まで来てくれたというのか?感謝するぞ」


 ゼノヴィアさんとイリナさんが聖剣を取り出すとバルパーは2人を馬鹿にしたように笑いました。


「……バルパー・ガリレイッ!!」


 祐斗先輩は憎々しげにバルパー・ガリレイを睨みつけました、ずっと恨んでいた人物が実際に現れたのですから無理もありませんね。


「何だ、小僧。貴様は私を知っているというのか?」
「忘れたとは言わせないぞ、バルパー・ガリレイ!僕はお前がかつて行った聖剣計画の生き残りだ!」
「ほう、あの計画に生き残りがいたのか。全員無様に死に絶えたと思っておったわ」
「貴様ッ!!」


 バルパーの言葉に遂に怒りを抑えきれなくなった祐斗先輩がバルパーに斬りかかりました、でもバルパーは右手から結界を出して祐斗先輩の攻撃を防ぎました。


「何!?」
「魔剣創造には興味があるが今は貴様の相手などしていられないのでな、この場は失礼させてもらう」
「逃がすと思うのか!」
「お前たちの相手はこいつらがしてくれるだろうよ」


 バ
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