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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第39話 因縁の再開!フリードと現れし元凶、コカビエル!
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るからね、寧ろあの光景が普通にしか思えないよ」


 どうして驚かないんだ!?と言うお二人ですが私たちからすれば寧ろ時間がかかったなぁという感想しか浮かびません。そもそもフリードやエクスカリバー以上にヤバい奴を何度も目にしてきていますからアレで驚けと言う方が無理です。


「しかもイッセー君は5%も実力を発揮していないんだ、これくらいで驚いていたら彼の本気を見た時に頭が壊れちゃうよ?」
「嘘だろう!?あれで5%も実力を発揮していないというのか!?」
「はい、間違いなく本気じゃありません。そもそもイッセー先輩が本気なら7本の聖剣全部があっても勝つと断言できます」
「……何者なの、彼は?」


 祐斗先輩の発言にゼノヴィアさんは頭を抱えました、でも事実だから仕方ないです。更に私が他のエクスカリバーが全部あっても本気のイッセー先輩が勝つと言うとイリナさんは信じられない物を見るような目でイッセー先輩を見ていました。


「さて、お前には色々と喋ってもらうことが沢山あるからな。拘束させてもらうぞ?」


 イッセー先輩は縄を出してフリードに近づいていきます、ですがそこに黒い影が現れてイッセー先輩目掛けて飛んできました。


「むッ!」


 イッセー先輩はその場から横にステップして黒い影を回避しました。


「こいつは……地獄の番犬、ケルベロスだと!?」


 イッセー先輩を襲った黒い影の正体は地獄の番犬と呼ばれる魔獣ケルベロスでした。


「マズいわ、囲まれている!」
「いつの間に僕たちを囲んでいたんだ?とにかく戦闘態勢に入るんだ!」


 イリナさんの言葉通り私たちの周辺には何十匹ものケルベロスがおり、私たちを囲んでいました。裕斗先輩は和道一文字を取り出して全員に注意を促しました。


「ガァァァッ!!」


 4体ほどのケルベロスがイッセー先輩に襲い掛かりました。先輩は襲ってきたケルベロスの一体を踵落としで地面にめり込ませて残った3体をパンチ、キック、手刀で弾き飛ばしました。


「来い、破壊の聖剣!はぁぁぁぁ!!」
「擬態の聖剣!これでも喰らいなさい!」


 ゼノヴィアさんの放った一撃は3体のケルベロスを一撃で葬り去りました。あれが破壊の聖剣ですか、確かに凄まじい破壊力ですね。
 一方イリナさんは擬態の聖剣を日本刀の形に変えて刀身を伸ばして2体のケルベロスを串刺しにしていました、破壊力はそこまで無さそうですがあらゆる武器に変化させられるのでどんな局面でも戦えそうですね。
 実際にエクスカリバーの能力を見てみると厄介なものばかりだと思います。


「でも私たちだって負けてはいられませんね!」


 私に噛みつこうとしたケルベロスの顎を掴んで担ぎあ
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