暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2102話
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ると考えるべきか?
 もしくは、海兵隊の面々が心酔するシーマが少しでも快適にすごせるようにと頑張った成果なのか。
 そんな風にゲストルームで寛いでいた俺達だったが、目的の場所に到着したからという事で、格納庫に呼び出された。
 そうして格納庫に行ってみれば、そこにはパイロットスーツを着たMSパイロットの面々。
 そしてパイロットの中には、シーマの姿もあった。
 そのシーマが、俺の方を見ながら獰猛な笑みを浮かべて口を開く。

「さて、アクセル。いよいよ勝負の時間だ。あんたの機体を見せておくれよ」
「分かった。ここまで来て、隠す必要もないしな」

 そう頷き、開いている場所に向かう。
 俺が異世界の存在だったり、魔法使いだったりといった事は、知ってる者も、知らない者もいるのか、こっちを見てくる視線には様々な種類がある。
 中には明らかに侮りの視線もあり……そういう意味では、高いカリスマや指導力を持っているシーマであっても、そう簡単に俺の事を説明はできなかったのだろう。
 いやまぁ、UC世界で魔法とか言われても、それこそ冗談か何かとしか思えないだろうし。
 そういう連中とは逆に、エデンで炎獣、影槍、影のゲートといった魔法を見た者達は、俺が何をするのかといった視線を向けている。
 他の者達とは違って、俺を見る目に興味深い期待の視線が浮かんでいた。
 あまり焦らすのも何だし……と、次の瞬間には格納庫のど真ん中にミロンガ改が姿を現している。

『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお』

 突然どこからともなく姿を現したMS――正確には違うが――の姿に、格納庫にいた者達は揃って驚愕の声を出す。
 ここまで驚かれると、こちらとしてもやった甲斐があったってものだ。

「さて、じゃあ早速やるか。……ところで、この機体はビームマシンガンやビームサーベルを武器としてるんだが、模擬戦のシステムでどうにかなるか?」
「はぁっ!? ビーム兵器だって!?」

 俺の言葉に、ミロンガ改を見ていたシーマの口から、驚愕の声が上がった。
 そこまで驚くような事か?
 このUC世界でも、戦艦にはビーム砲……UC世界風に言えばメガ粒子砲か。それが使われているのだから。
 もっともシャドウミラーが使っているビーム兵器とは違い、UC世界で使われているのは、ミノフスキー粒子を使ったビーム兵器なのだが。

「そうだ。その辺、どうにかならないのなら、一応武器をそっちから借りて……って感じになるけど」

 普通なら見知らぬ機種の武器を持っても、FCSの方で操作が不可能だ。
 だが、ミロンガ改はシャドウミラーの技術班が改修した機体であり、当然ながらその辺りに対してもある程度対処は可能となっている。
 ……まぁ、それはあくまでもある程度で
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ