八章『狩猟ルール』
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界の鍛冶技術はウチの世界と比べて正に、次元が違う」
「一応言っときますが今回ここに持ってきた武器達は俺のを除いて全て量産型です。まぁこの世界の技術がおかしかったり、素材事態からの問題だったりしますけどね」
またも苦笑いしながら話す良之助。しかし少しして若干真剣な表情を見せた。
「・・・勇次郎さん。自分なりに素振りしてみてください。一応言っときますが太刀を地面に叩き付けても、むしろそれが正しい《縦切り》の仕方だったりするし、万が一折れたとしても責任は俺が取るんで遠慮せず振り回してみてください」
少し離れ、勇次郎にすすめる彼。
「・・・・・・」
勇次郎は静かに太刀のグリップを両手で握った。
そして上に大きく振りかぶり、腕、手に力を入れる。
「・・・・・・・・おっ、え?あ、え・・!?」
ある異変に気付く良之助。
勇次郎の丸見えになっている腕と手はなんと全体的に血管が完全に浮かび上がり、今にもはち切れそうになっていた。
(うわぁぁなんだあれ!?正直にいって気持ち悪ッ!人って鍛えすぎるとああなるの!?)
内心かなり驚く良之助。そして勇次郎はついに素振りを始めようとした━━━━━━━━
ドバギャアァンッッッッ!!!!!!!!!!!!
広場中に素振りで太刀で叩きつけたとは思えない爆音が鳴り響いた。
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