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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第51話
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も署名してもらえたわ。」

「そ、そんなにも多くの人達がアリオスさんの罪を軽くする為に署名してくれたんですか……!?」

「ハハ、まさかカシウス少将も署名に加わっていたなんてな……………――――エリィ、俺も―――いや、俺とセレーネ、それにエリゼとアルフィンも署名させてもらってもいいか?”灰色の騎士”を始めとした二つ名は正直俺達には分不相応だと今でも感じているが、今この時だけはその二つ名をあえて利用する。二つ名持ちの俺達による署名も雀の涙程度には、意味はあるとは思うが……」

エリィの説明を聞いたユウナが嬉しそうな表情をしている中リィンは苦笑した後静かな笑みを浮かべてある事を申し出

「フフ、”雀の涙”だなんて謙遜し過ぎよ。機会があれば貴方達にも署名を頼むつもりだったから、是非お願いするわ。」

「あたしも当然署名させてください!それにアル達――――新Z組のクラスメイトにも今連絡して、署名の許可をもらいます!」

「ユウナちゃんもありがとう。是非お願いするわ。」

「ハハ、そうと決まったら早速セレーネ達に連絡して署名の許可を取らないとな。」

その後ARCUSUでセレーネ達に連絡して署名の許可を貰ったリィンとユウナは”クロスベル動乱”を引き起こした元凶の一人にして八葉一刀流の皆伝者の一人――――”風の剣聖”アリオス・マクレインの減刑嘆願に署名をした後、エリィに見送られて第U分校の関係者達が待機している部屋へと戻って行った――――



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