<フラクシナス>に再来訪
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納庫に各々武装を格納し終え、ロッカー室で疲れをとるために、ひんやりしたタオルを顔に当て、休憩をしていた。
因みに、災害復興部隊の方々と折紙はシャワーに行き、暁夜はシャワー待ち。AST隊員だけが使用できるシャワー室は計三部屋。 その中の一部屋は暁夜専用のはずなのだが、使用中になっていた。微かに漏れてきた鼻歌から恐らく女性だろうと推測し、暁夜はロッカー室に戻ったのだ。
(あのままあそこにいたら、覗きと勘違いされるしな)
暁夜はベンチから立ち上がり、壁に備え付けられた自販機にお金を入れる。そして、三段ある内の1番上の左から二列目のスポーツ飲料水のボタンを押し、下から受け取り、ベンチに再び腰掛けた。
「ふぅ。 気持ちよかったぁ〜」
と、裸身にバスタオルというスタイルの茶髪に褐色肌の約20代ほどの女性がロッカー室に現れた。
(・・・誰だ、あの人?)
暁夜は下心とかそういう感情ではなく、見知らぬ人が誰なのかという純粋な疑問の感情を抱きながら、スポーツ飲料水のペットボトルに口をつける。その視線に気づいたのか、茶髪褐色肌にバスタオルと不可思議スタイルの女性がこちらを見た。
「すみません。 やっぱ男に見られるのは誰だって嫌ですよね」
暁夜は即座に頭を下げて謝罪する。 が、
「いえ、気にしなくて結構です。崇宮 暁夜二曹」
恥ずかしがることもなく、平然とした態度で大人の対応を見せるバスタオル女性。
「あの、どうして俺の名前を?」
「ああ、すみません。 あなたの事はアイザック社長から聞いておりましたので」
「って事は、DEMの人ですか?」
「ええ、はい。 そうえば、自己紹介してませんでしたね」
バスタオル女性はゴホンと軽く咳払いした後、
「私は、シス・D・ハート。 リンレイ・S・モーガンのオペレーターとCRユニットの管理及び整備を担っているDEM派遣社員の一人よ。 これからよろしく、崇宮二曹」
そう名乗った。
「こちらこそよろしくお願いします。 シス・・・さん?」
「シスでいいわ。 私、さん付けされるの苦手なのよね」
「それじゃあ、俺も呼び捨てにしてくださいよ。 堅苦しいの嫌いなんで」
「ええ、分かったわ。 暁夜」
シスはそう言って握手を求めてきた。暁夜はその手を握り、
「これからよろしく、シス」
微笑みを浮かべた。
「それじゃあ、またね」
「あ、その前に聞きたいんですけど。 一番左のシャワー室空いてましたか?」
「ええ、私がさっきまで使用してたから、空いてるよ。それがどうかしたの?」
「あ、いえ。なんでもないです」
暁夜は、シスから視線を逸らす。それは無理もないこと。自分の使用しているシ
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