半精霊:明星堕天(ルシフェル)
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死なねばならないのかと。
「・・・だからって、人の命を奪っていい理由にはならねえだろうが−−ッ!!」
暁夜は、ふざけるな。という怒りの感情を
【明星堕天】に込めて薙ぎ払った。
ただただ憎悪の感情をのせただけの一撃。
心と頭の中を『憎悪』だけが埋めていく。
「じゃあ、どうすればよかったのだ! どこで私は選択肢を間違えた!? 知っているなら教えろ! 崇宮暁夜!!」
十香は泣くように吠える。それと共に、闇色の剣を幾度となく振り下ろす。
「−−間違えた? あぁ、そうだな。間違ってるよ。生まれた時点で間違えなんだ。この世にいちゃいけない存在なんだよ。 お前も・・・俺も。 だから−−」
と、息を吐くのと同時に十香の攻撃を避け、【明星堕天】を握る手に力を込め、
「−−死んでくれ」
その言葉を最後に、容赦も躊躇いもなく、十香目掛けて【明星堕天】を振り下ろした。
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