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ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第262話 文化祭U パーフェクトウェイター(執事?)
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強い想いがリュウキにはあるから。幼い頃からずっと頑張ってきたのだから。
『く〜 ボクもリューキがカッコよくやっつける所見たかったかもだよー』
『……ユウ? ゲームならまだしも、現実で見たいなんて言わないの。皆無事でよかった、それだけで良いの』
『はぁーい、姉ちゃん……(ねーちゃんだってぜーったい見たかった筈だよねー?)』
『……何か言った?』
『な、何でもないよーー』
ケタケタと賑やかになるのはアスナの肩にいるユウキ、そして連動する様にレイナの肩にいるランだ。丁度 検診の時間だった為、暫く留守にしていて、事の顛末を知ったのは、ユウキが最初だった。
『リュウキお兄さん。ママがお説教してくれたので、私の方からは何も言いません。無事でよかったです』
アスナとキリトの愛娘、ユイもここに来ていた。丁度、VR世界でユウキの頭の上にいて、少し頬を膨らませていたりもしていた。アスナが言わなかったらきっとユイが言っていた事だろう。
その後は、殆ど同時に皆が笑顔になった。
心から安堵している様にも見える。
それだけ皆が心配してくれてる事に嬉しく思いながらも、やはり心配させた事を快く思わない面もある。本当に良い仲間、友達に囲まれて幸せを感じ、そして反省をするのだった。
「リューキくんっ! お詫びに何か御馳走してもらうんだからねー。と言う事で、時間が出来たから、私と一緒に校内を回って!」
「ん。良いよ。元々文化祭は初めてだから、色々見て回りたかったんだ。……レイナと、な」
「……ぅ、うんっ! 行こっ リューキくんっ!」
その後、少々皆に 後ろ髪を引かれる様な思いがあったりもするのだが、皆とは別行動を取る事になった。
リュウキの手を引き―――2人で初めての文化祭を満喫する。
レイナは心躍る気持ちだった! ……の、だが……。少々暗雲立ち込める展開になるのはこの直ぐ後の事だった。
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