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ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第262話 文化祭U パーフェクトウェイター(執事?)
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「ぜーーたくもんだよなぁ! リュウの字は!!」
「っ、だから 何すんだ、いきなり!」
がばっ、と首に腕を回してきたので ぱしっ、と払う。
「へへーんだ! おめーにゃ判んねぇんだよ! ほれほれ、あっちでレイナちゃんら、頑張ってんぞ?? 行ってやれってんだ」
「……何怒ってるんだ?」
「うっせー。とりあえず、ごちそーさんでした! すっげー美味かったよ」
前半怒り気味、後半は食事に(女の子達にも)満足した様で、クラインは帰って行った。
「やれやれ。まぁ、流石に
現実
(
こっち
)
で変な事はしないとは思うが、ちと文化祭楽しみがてら、アイツの事も見ておく」
「エギル」
「おう。ご苦労さん。お前さんらはやっぱ大人気だな?
現実
(
こっち
)
でも
仮想世界
(
向こう
)
でも。キリトは子供中心でリュウキは女の子達に、だが」
「……はぁ。あまりそう言うの大きな声で言わんで良いから」
ややげんなりとしているリュウキ。やはり慣れない仕事をした為に相応に疲れが溜まってた様だ。
「はっはは。リュウキも食いに来たんだろ? ……これは食べとかなきゃ損ってもんだ」
「エギルもそう思うか。……うん。やっぱりすごいな、2人は」
「何を今更……。一線級じゃねえか2人ともが。全てが玄人レベル。ケチ付けようなんて恐れ多くて出来ねぇってもんだ」
エギルは両手を上げて言った。現実でもダイシー・カフェを経営しているエギルに言われればやはり説得力があると言うものだ。リュウキはニコリと笑いながら 2人を見ていた。
その内、アスナと目が合う。戻ってきた事に気付いて 笑顔で手招きをした。
「ほれ、行ってやれって」
「判ってるよ。……来てくれてありがとな? エギル」
「水臭えって。こんなレベルの高い茶店なら何時でも大歓迎だ。オレ自身の勉強ってヤツにもなる」
エギルはそう言うと、手を上げて出ていった。
リュウキはそれを見送った後に、アスナの方へ。
「お帰りなさい、リュウキ君。お疲れ様」
「ああ、アスナもお疲れ様だ」
「ふふ、ありがとー。さてさて、リュウキ君はこっちに座って? 丁度空きが出来たし、ちょっとした個室っぽいスペースだから雰囲気もあるんだよ?」
「うん? ああ、判った」
呼ばれた理由を聞く間もなく、リュウキは案内されて その場所に座った。一組分のスペースがあり、ちょっとした仕切りがある為、外からは見えず、更に窓際である為 外の中庭にある庭園が一望出来る。
良い場所
(
VIP
)
と言った感じだ。
「ふふっ」
「ん?」
外の景色を楽しんでいた時だった。いつの間にか、傍にレイナが来ていたのは。
「お帰りなさいませ、ご主人様っ」
「あ、ああ………」
あまりの突然の不意打ち。アス
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