暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第38話 イッセーの苦難、祐斗の仇を見つけます!
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で俺は呆れながら後ろを振り返った。


「なんでお前がここにいるんだよ。元浜」


 俺たちに声をかけてきたのは元浜だった、どうやら何かを買って家に帰る途中で俺たちを見つけたようだ。


「俺は近所のプラモデル屋で予約していた戦艦のプラモデルを買ってきたところだ」
「エロフィギュア以外にも興味があったのか……そういえば松田は一緒じゃないのか?」
「松田は同志ではあるが四六時中一緒な訳じゃない、あいつは確か新作のエロゲーをやりこむとか言って急いで帰ったぞ。そういうイッセーこそ今日は急に休んだようだが何かあったのか?」


 そうか、今日は体調不良という事で急に学校を休んだから元浜たちは気にしていてくれたのか。


「まあ、色々あってな……」
「ふむ、まあ元気そうだからそれはいいとして……さあ、話してもらうぞ?そちらの美少女の事をな」


 くっ、話の流れで誤魔化せたかと思っていたが甘かったか、こいつが紫藤のような可愛い女の子の事を忘れるわけないもんな。


「彼女は紫藤イリナといって、俺の親父の知り合いの娘さんだ(紫藤、話を合わせてくれ)」
「(分かったわ)初めまして、兵藤君の知り合いの紫藤イリナです。よろしくね」


 アイコンタクトで紫藤に合図をして、それを汲み取ってくれた紫藤が話を合わせてくれた。


「イッセーの親父さん?そう言えばイッセーは一人暮らしをしていたんだったな」
「ああ、親父は外国で働いているから俺は一人暮らしをしてるんだ、んで今日いきなり紫……イリナが遊びに来るって連絡が会ったんで学校を休んで町を案内していたって訳さ」
「なんと羨ましい奴だ。学校を休んで美少女とデートが出来るとは」


 本当は外国どころか異世界にいるんだがそんなことは話せないからある程度は誤魔化したにしている。


「しかしどうしてお前の元にはそんなにも美少女が集まるんだ?」
「さあな、皆優しいからなんだかんだ俺の事を気にしてくれているだけじゃないか?」
「それでも羨ましいではないか、俺も可愛いロリッ娘とお近づきになりたいものだ」
「お前、いつか犯罪者として捕まりそうだから止めておけって……」


 こいつも中身は変わらねえな、まあ前よりは落ち着いているしそんなことをする奴だとは思っていないので別にいいか。


「さて、俺はそろそろ帰ってプラモデルの制作に入るとするか。イッセーも小猫ちゃんという可愛いロリッ娘に慕われているくせにあまり見知らぬ美少女と仲良くするんじゃないぞ」
「分かったって、じゃあまたな」
「バイバーイ」


 去っていく元浜に手を振りながら見送った後、紫藤はちょっと複雑そうな表情を浮かべながら声をかけてきた。


「ねえ兵藤君、さっき私の事名
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