機動戦士ガンダム
2099話
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担はコロニーに求めて。
そうなれば、巡り巡って負担はコロニー……スペースノイドに行くかもしれないというのを、ラル達はよく知っている。
寧ろこのUC世界で長年生きてきただけに、俺達が想像するよりも強くその事を理解してるだろう。
だからこそ、そのような真似をしないと政治班の面々も納得したのだ。
「いいのか? そういう金を早速使って」
「構わん。アクセルの存在は、姫様にとって……ルナ・ジオンにとって切り札となりえる。その為に部屋を1つ用意するくらいは、どうという事もない。……ただし」
一旦そこで言葉を切ったラルは、俺に向けて強い力を込めた視線を向けてくる。
「くれぐれも……くれぐれも、部屋に女を連れ込むような真似はしないように」
ラルも働き盛りの男にして、ハモンのようにな女と付き合っている。
そうである以上、当然のようにそこには肉体関係があるだろうし、それだけに俺が起きてくるのが遅くなった理由……昨夜の一件は当然のように理解しているのだろう。
セイラもラルが言っている意味をしっかりと理解したのか、薄らと頬を赤く染めていた。
ジオンのお姫様であっても、セイラも思春期の年頃の女なのは間違いない。
当然のように、そういう事には興味があるのだろう。
そう言えば、セイラがルナ・ジオンを率いる事になるのであれば、いつまでも独身という訳にもいかないと思うんだが……ラル達はその辺をどう考えているんだろうな。
そう思いつつ、俺はラルの言葉に頷きを返すのだった。
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