暁 〜小説投稿サイト〜
翠碧色の虹
随筆二十三:一人っ子と一人でないっ子
[1/3]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
<i7210|41810>
心桜「つっちゃー! こんちわ!」
七夏「いらっしゃいです☆ ここちゃー☆」
心桜「何読んでたの?」
七夏「えっと・・・」
心桜「俺の妹がこんなに可愛くていいわけがないっ!」
七夏「はい☆」
心桜「『俺妹』かぁ・・・最近よくみられる長いタイトルだねー」
七夏「くすっ☆」
心桜「・・・で、つっちゃーが、それを読んでるって事は・・・」
七夏「とっても可愛い妹さんです☆」
心桜「可愛い妹・・・あたしは妹いないから分かんないや」
七夏「それは、私もここちゃーと同じかな?」
心桜「つっちゃーは一人っ子だもんね!」
七夏「はい」
心桜「それって、確か凄い妹なんだよね!?」
七夏「え!? 凄いっていうよりも、とっても可愛いです☆」
心桜「ん? ちょっと見せてくれる?」
七夏「はい☆」

 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

妹 「なぁに? お兄ちゃん?」
俺 「お前さー・・・なんで『俺の妹』なんかしてんだよ!?」
妹 「え!? 何でって言われても・・・私は、お兄ちゃんの後に生まれたから・・・」
俺 「何で俺の後に生まれてくんだよ!」
妹 「え!? お兄ちゃんより先の方が良かったの?」
俺 「そうじゃなくてっ!」

 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

心桜「・・・あれ? こんな話だったっけ?」
笹夜「妹さん−−−」
心桜「うわぁ!」
七夏「ひゃっ☆」
笹夜「す、すみませんっ」
心桜「びっくりしながらこんちわー! 笹夜先輩!」
七夏「笹夜先輩! こんにちわです☆」
笹夜「こんにちわ♪」
心桜「んで、妹がなんですか?」
笹夜「妹さんが可愛くて、兄の心が辛くなってゆくお話しかしら?」
心桜「そーなんですか!?」
笹夜「ええ♪」
心桜「あたしが思ってた妹とは違うけど」
笹夜「それは、どのような妹さんかしら?」
心桜「妹なのに妹属性!」
七夏「え!?」
笹夜「妹ですから、妹の属性は、生まれつきではないかしら?」
心桜「そうじゃなくて、あー何ていうかその・・・」
笹夜「美夜も可愛ければいいのに・・・」
七夏「美夜ちゃん可愛いです☆」
心桜「美夜って誰ですか?」
笹夜「私の妹ですけど・・・」
心桜「えー!? 笹夜先輩!! 妹居るんですか!?」
笹夜「え!? ええ」
七夏「ここちゃー!?」
心桜「・・・って、知ってましたけど」
笹夜「話したこと無かったかしら?」
心桜「いえいえ、今のは異世界の人の気持ちになってみただけです!」
七夏「???」
笹夜「異世界の人・・・」
心桜「ま、まあ、そんなに難しく考えるところではなくて」
七夏「私は、兄弟が居ないから、居たら楽しいなって思います☆」
心桜「まあ、楽しい・・・と言えば楽しい・・・かな?」
笹夜「ええ
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ