彼女の正体は・・・
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ザイネの過去を聞いたシリルは困惑していた。だが、それはヨザイネも一緒だった。
「目の前に息子がいたのに気付くことすらできないなんて・・・最低な母親ね・・・」
自分の愛は真実なのか、疑ってしまうほどに心が弱りきっている。彼女の目から輝きが薄れていた。
「私はどうすればいいのかしら?ヴァッサボーネ」
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