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ヘタリア学園
第七千百四十一話  冗談抜きで強い相手ばかり

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第七千百四十一話  冗談抜きで強い相手ばかり
 フランスはアルゼンチン、そしてウルグアイを破ってから思うのでした。
「どっちも優勝経験あるだけにな」
「伝統もあってでしたわね」
「尋常じゃない強さだったな」
「はい」
 まさにとです、妹さんはお兄さんに真剣な顔で答えました。
「お兄様の仰る通りでした」
「アルゼンチン落ち目って冗談だろ」
 戦ったフランスの感想です。
「本物の強さだったぞ」
「あれが本調子だったのでしょう」
「そうだな、ウルグアイだってな」
「あの国も優勝経験ありますし」
「やっぱり強かったな」
「強豪相手の勝負が続いていますね」
 妹さんも実感していることです。
「本当に」
「それで、だよな」
「はい、次の勝負もです」
「強いぜ、絶対に」
 フランスは楽勝出来るとは全く思っていません、油断していない時のこの国は何でも本当に強いです。


第七千百四十一話   完


                  2018・7・8

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