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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica16-C犯罪者狩り〜Traitor ? 1〜
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ちらに合流してください。アルド事務官は、最寄の陸士隊へ連絡を」
『『『『了解です!』』』』
班員に指示を出しつつティアナの元へと歩み寄る。やっぱりどう見てもティアナ本人にしか見えず、私はギュッと握り拳を作りながら「必ず、助けるからね」ってあの子にそう言葉を掛けた。
――トランスファーゲート――
「「・・・!?」」
空気がガラリと変わった。視界の端にちらりと移る黒のスカートと黒のマント。私は半球状の「サークルプロテクション!」を展開して、ティアナの護りに入った。セルゲフ二尉は私を庇うように、新たな仮面持ち2人の前に立ちはだかった。
(1人は、ティーダ・ランスター一尉か)
男の仮面持ちは銃身の長いショットガンとアサルトライフルを両脇に挟んだスタイル。もう1人の女性仮面持ちの腰にはホルスターが付けられていて、収められているのは抜き身のロングソード。デバイスで言えばベルカ騎士だと思うけど・・・。
「ブラストディセミネーター・・・!」
ティーダ一尉のショットガンから、ティアナ?が撃った散弾と同じ魔法が放たれた。狙いはセルゲフ二尉の排除らしく、至近距離からの発砲だった。目の前が黄色の魔力爆発と白煙に溢れて、視界が完全に潰されてしまった。
「レイジングハート! シューター、バニシングシフト!」
≪Accel Shooter Banishing shift≫
視界不良だけど“レイジングハート”のロックオン機能を最大限に発揮して、仮面持ち2人をロックオン。周囲に魔力スフィアを12基展開させて、「シューット!」発射する。
「ちょうど良い機会・・・!」
――フェアナイネン・ズィー――
魔力弾が白煙を突き破り、仮面持ち2人の元へと殺到するのを晴れ始めた煙の中から見てたんだけど、「え・・・?」魔力弾が2人に着弾する前に掻き消えた。さらには「プロテクションが!?」突然消失した。
「一体、何をした・・・!?」
セルゲフ二尉が女性仮面持ちへ向かって突っ込んだ。彼女は「雑魚は退いてなさい」って、腰の剣を抜き放って一閃。セルゲフ二尉が「うわあああ!?」悲鳴を上げて吹っ飛ばされた。純粋な力押しじゃなくて、今のはセルゲフ二尉の力を利用した上で自分の力を重ねて返す、合気道のような技術だ。
「(間違いなく剣を得意とする騎士・・・!)あなた達を逮捕します!」
――アクセルシューター――
ティーダ一尉とティアナ?の間に割って入って、魔力スフィアを12基と展開したところで、女性仮面持ちが「無駄だ」と言いながら私に近付いてきた。たったそれだけだったのに、「なんで・・・!?」魔力スフィアが一斉に消失した。
「レイジングハート、バインド!」
≪Restrict Lock≫
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