USJ事件 終幕
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に上から一人一人に、お礼の言葉と安否を伝えていく。 そして、手紙を取り、中の紙を取り出す。そこにはオールマイトからのメッセージが記されていた。
『桜兎少年。 君が脳無を足止めしてくれていたと緑谷少年達から聞いた。屋内対人戦の時、君には『人を助ける意志』が足りないと思っていたが私の勘違いみたいだった。本当にすまない。これからも精進するといい』
緋奈は読み終わった後、迷うことなくゴミ箱に捨てた。そして、不機嫌な表情でリモコンを操り、テレビをつける。大半のチャンネルが、USJ事件のニュースばかりで、唯一やっていたのは再放送のバラエティ番組。
「・・・退屈」
そう呟き、携帯を再びいじる為に画面をつけると、そのタイミングで麗日からメッセージが送られてきた。緋奈は、お餅のアイコンである麗日のトーク画面をタップし、メッセージを確認する。
『おはよう、緋奈ちゃん。今、大丈夫?』
『うん、大丈夫だよ。 どうしたの? 麗日さん』
そうメッセージを返すと、数秒後にピコンと音がなり、
『ほんと!! いまから家に行ってもいい?』
というメッセージと、『ガッツポーズを取る女の子』のスタンプが送られてきた。
『大したもんとかないよ? 僕の家』
『ううん、大丈夫! それじゃいまから行くね!!』
『うん、待ってるね』
そう返信して、緋奈は携帯を横の机に置く。
「部屋着じゃなんだし、着替えてこよ」
ソファから起き上がり、二階の自室に入る。クローゼットからシャツとズボンを引っ張りだし、着替える。
「よし、麗日さんが来る前に選択機に入れた制服干しておこう」
階段を降り、選択機の中から制服を出して、階段を上がり、ベランダの物干し竿に、ハンガーを通した制服をかける。
「あとは、外出分の所持金があるかを確認して、髪を整えてっと」
ブツブツ呟きながら、鞄から財布を取り出し、十分にお金があるのを確認し、洗面所で寝癖を直し、髪を整える。後は歯を磨いて、顔を洗う。そして、リビングに戻るタイミングでインターホンが鳴った。
「麗日さんだ」
緋奈は顔をタオルで拭き、玄関に向かう。靴を履いて、扉を開ける。と、予想通り、
「おはよう!緋奈ちゃん!」
満面な笑顔で挨拶する麗日が鞄を手に立っていた。
「うん、おはよう。 麗日さん」
と、扉を完全に開けて、挨拶する。その時、必然的に、固定されている左肩が見え、麗日の表情が曇る。
「その怪我、大丈夫?」
「これぐらいなんてことないって。それよりも珍しいね、麗日さんが僕の家に来るなんて」
「うん。 今日は学校休みだから、デク君達と遊びに行こうかなって思って」
「それで僕も誘おうかなって?」
表情を曇らせた
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