暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2096話
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ジオン軍にそれなりに技術的恩恵を与える事になるのは間違いない。
 ジンに使われているバッテリーにしても、使用用途は色々とあるんだろうし。
 そんな中でストライクフリーダムやインフィニットジャスティス、レジェンド、デスティニーなんてSEED世界の中でも最新鋭機を奪われるような事になったら……
 そう考えると、色々と怖い物がある。
 勿論重要な情報に関してはブラックボックス化するという方法もあるが、未知の技術という点で考えればブラックボックス化が追いつかないのも事実。
 取りあえず、ジオンの独立戦争が終わった後にはMIPを始めとしてUC世界の独自の技術でシャドウミラーの技術を使っていないMSを開発して貰うのは確定として。

「基本的にルナ・ジオンの戦力は月の自衛という形にして、ジンで我慢して貰うべきか?」
「……もしくは、一定以上の技量を持つパイロットのみ、より高性能の機体を渡すという点もあるな」

 俺の呟きに、コーネリアがそう言ってくる。
 なるほど。ラルのような腕利きのパイロットであれば、そのような方法を採ってもおかしくはない、か?

「それもいいかもしれないが、1つ言えるのはストライクダガーだったか? あの機体を出すのは色々と不味いという事だな。現在こちらの世界ではMSが持つビーム兵器は存在せん。もしあのストライクダガーという機体について知れば、ジオン軍は間違いなく奪取しようとするだろう。……連邦軍も言うに及ばずな」

 ラルの言葉に、コズンも同意するように頷いていた。

「となると、ストライクダガーを使ってもビーム兵器を使わないようにするとかか? ビームライフルは持たせないようにして、ビームサーベルはジンの重斬刀……いや、ビーム兵器を使わないなら、普通にジンの上位機種のシグーを使うのでもいいか」

 ザフトの初期MSのジンやシグーの外見は好きなんだよな。
 ……何故そのまま発展させないで、ザクとかの方に向かったのか。
 いやまぁ、ザク、グフ、ドムも決して嫌いなMSじゃないんだが。
 特にグフイグナイテッドは以前シミュレータで使ってみた感じ、結構使いやすい機体だったし。

「ふぅむ。その辺は多少気になるが……姫様、どうなされます?」

 ラルの視線が向けられたセイラは、ハモンとの話を一旦切り上げ、少し考えてから口を開く。

「私はラルと違ってMSを操縦した事もないし、軍に所属した事もありません。である以上、実際に使う者の話も聞く必要があります。ラル以外の……現在勧誘している者達と話し合って、最善と思う方法を提出して下さい」
「分かりました。では、人を集める事が出来たら、どのMSを採用するのかを決めたいと思います。……アクセル、それで構わんか?」
「ああ、それで構わない。それにこちらから提供するM
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ