第七千百三十五話 強い国は残る
[8]前話 [2]次話
第七千百三十五話 強い国は残る
スウェーデンは今は観客席にいるデンマークに言いました。
「俺もわかっただ」
「ああ、何がわかったっぺよ」
「ワールドカップは実力勝負だ」
「それは当然っぺよ」
デンマークはスウェーデンに笑って返しました。
「スポーツなら強いチームが勝つっぺ」
「そだな」
「だから今のおめえも残ってるっぺ」
「俺の今のチームが強いだからだ」
「そだっぺ、けれど御前の相手も強いっぺよ」
こうも言ったデンマークでした。
「わかってるっぺな」
「存分にわかってるだ」
「イギリスは強いっぺよ」
「それで今も言ってるだ」
「そうだっぺか」
「イギリスは本当に強いっぺ」
伊達に優勝経験もある訳ではないということでしょうか。
スウェーデンはここまで順調に勝ち残ってきたイギリスに向かいます、その文句なしに強い相手に対して。
第七千百三十五話 完
2018・7・5
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ