機動戦士ガンダム
2095話
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、やはり自分達が1歩出遅れているMIP社の方が、その度合いは大きいかと」
「なるほど。MSではなくても次期主力兵器を開発出来るだけの実力を持っているからこそ、その辺りは大きく気になるという事か」
コーネリアの言葉に、レオンはその通りと頷きを返す。
「もっとも……実際にMIP社に接触するのはともかく、異世界の存在を教えるのはルナ・ジオンとしての姿を見せてからの方がいいのは間違いないでしょうね。でないと、妄想の産物として見られかねませんし」
「だろうな。……ラル、MIP社の方に伝手はあるか?」
「うーむ……儂にはないが、伝手を辿ってみれば、繋がっている者もおるかもしれん」
「そうか。ああ、それとこれもついでにやっておいて欲しいんだが、ルナ・ジオンに集める中にはダイクン派だけじゃなくて、ジオン公国によって不利益を被っている奴、もしくは腕が立つけどまだザビ家に忠誠を誓っている訳でもない奴、戦争そのものに嫌気を差している奴……そういうのも探してみてくれ」
「む、分かった。そちらにも手を回しておこう。ザビ家の支配は歪みをもたらす。そのような者は多い筈だ。それと……アクセル」
ラルが何かを決意したかのような視線を俺に向けてくる。
何だ?
「儂が上からの命令を断ったせいで、汚れ役を押しつけてしまった……結果として、ジオン軍の中でも鼻つまみ者となってしまった者達がいる。気性が荒い者達と聞くが……そのような者達も、構わんか」
「それは別に構わないぞ。ただし……何か問題を起こした場合は、相応の罰を与える事になるがな」
「うむ。海兵隊だから、腕は間違いなく立つ。儂の世界……UC世界だったか? そこに戻ったら、早速手を回してみるとしよう」
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