第二幕その九
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「その時はね」
「私はオズの国の王女として」
「私の代理ということでね」
「お会いしておもてなしすればね」
「いいのね」
「このこともこれまで通りね」
ドロシーが留守を守っていたこれまでの時の様にというのです。
「そうしてね」
「わかったわ」
「じゃあね」
「ええ、これで引き継ぎはね」
「終わりよ」
「今回もすぐに終わったわね」
「ドロシーがよくわかっているからよ」
留守を守っている間何をすべきかということをです。
「だからね」
「オズマがお話することもなのね」
「あまりないから」
それでというのです。
「いつもすぐに終わるのよ」
「それで今回もね」
「こうしてすぐに終わったのよ、じゃあね」
「ええ、貴女達が帰った時は」
「再会の時を楽しみましょう」
「そうしましょう」
二人でお話します、そしてでした。
オズマはこの後は政治をしてです、すぐに旅支度も整えてでした。ドロシーと一緒にあみだくじを作って。
あみだくじで今日は何をして遊ぶのかを決めました、それで決まった遊びは一体何かといいますと。
「スケートになったわね」
「そうね」
「じゃあね」
「ええ、今日は皆でね」
「王宮にアイススケート場に入って」
そしてというのでした。
「アイススケートを楽しみましょう」
「そうしましょう」
二人でお話をしてです、皆でお昼を食べている時にナターシャ達にお話しました。
「今日はアイススケートをしましょう」
「えっ、アイススケートですか?」
「今日はそれをするんですか」
「そうなんですね」
ジョージ、神宝、カルロスの男の子三人はオズマの言葉に少し驚きました。今日のお昼はスパゲティカルボナーラとトマトと鶏肉のパエリアそして野菜ジュースです。
「それはまた」
「意外っていうか」
「それになるとは思いませんでした」
「あみだくじで決まったの」
オズマは男の子三人に笑顔でお話しました。
「それでなのよ」
「だからですか」
「あみだくじでアイススケートになって」
「それでなんですね」
「そうよ、出来ないなら見ているだけでいいし」
そうしても楽しめるというのです。
「それでいいかしら」
「はい、それじゃあ」
「アイススケートをしましょう」
「少し意外ですけれど」
男の子三人は反対はしませんでした、ですが。
あえてです、こうオズマに言うのでした。
「アイススケートナターシャが凄いんですよ」
「僕達五人の中で一番上手なんです」
「もうダントツなんです」
「だってロシアって何時でも何処でも出来るし」
そのナターシャも言います。
「バレエもあるし」
「だからなのね」
「そうなの、私も三つの時からしていてね」
ナターシャは恵梨香に答
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