暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2093話
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おり、当初は新人だったあやかや千鶴も、現在ではその辺の政治家よりは余程高い能力を持っているし、様々な経験を経て、政治や交渉のスペシャリストと呼ぶに相応しい人材となった。
 だが……それでも幾つもの世界を相手にするには、どうしても人数が不足しているのだ。
 美鶴なら政治班として立派に働けるようになると思うけど、まだ大学生で今はシャドウワーカーの運営で必死になって動いているから、それどころじゃないしな。
 ゆかりが高校を卒業したら、政治班に回って貰うか?
 けど、ゆかりの性格を考えると、とてもじゃないけど政治班向けじゃないんだよな。
 となると実働班向け……PTとかを使えるかどうかは試してみないといけないが、それが無理なようなら円や美砂と一緒に生身の戦闘専門で、普段はオペレーターとかそっち系か?
 もっとも、ゆかりは円や美砂と結構仲良く話していたので、相性が悪いという事はないと思うけど。
 その辺りは、もう1年経ってからだな。
 ゆかりはホワイトスターにやって来ることも多いので、そのうち適性とかがしっかりと判明するだろうし。
 ただ、ゆかりの戦力を考えると、シャドウワーカーの方に集中して欲しい気がしないでもない。
 そして、出来ればタルタロスと同じようにマジックアイテムを入手出来るようなダンジョンを見つけて欲しいと、そう思うのは我が儘だろうか。

「そう言えば、ペルソナの研究の方は……いや、俺が転移してから1日なんだし、まだ進んでいる筈もないか」
「そりゃあな」

 今までは転移してからホワイトスターに戻ってくれば、色々と研究が進んでいたので、つい今回もと、そう思ったのだが……1日で研究が進む筈もなかった。
 レモン率いる技術班であれば、意外となんとかなりそうな気がしないでもないんだが。
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