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転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2092話
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、サラダという簡単なものだったが、味としては悪くない。
 ……ラルは姫様の手料理など勿体ないとか何とか言ってたが。
 ともあれ食事が終わり、今日これからの話になる。

「それで、姫様。今日の事ですが……」
「月に行くのね。ですが、その前にやっておくべき事があります」
「……それは?」
「アムロ・レイという人物を何とかこちらに引き入れたいのです。本来なら、アクセルが動くべきなのでしょうが……昨日接触した時に、非常に怖がらせてしまったので、それも出来ません。そこで、ラル。貴方にお願いしたいのですが」
「ふーむ。……その人物がそれ程重要ですか?」
「ええ。キャスバル兄さん。……いえ、赤い彗星のシャア・アズナブルと互角にMSで戦える程には」
「ほう」

 ラルも青い巨星の異名を持ってるだけに、現時点シャアがどれだけの操縦技術を持っているのかを知っているのだろう。
 だからこそ、そのシャアと互角に戦えるだけの力を持つというアムロには興味を抱いた……といったところか。

「ですが、その……儂やコズンが行ったところで、アムロとかいう少年は会って貰えるのですかね? 話を聞く限りでは、アクセルを怖がっているようですし。こう言ってはなんですが、儂やコズンは軍人としての気配が表に出すぎます。そうなると、残るのは……」

 ラルの視線がハモンに向けられる。
 いや、ラルだけではなく、ハモン以外の全員が、と言うべきか。

「私ですか? 貴方がそう言うのなら構いませんが……話を聞く限りでは、昨日の今日ですし、少し時間を置いた方がいいと思いますけど」

 結局他に何か意見がある訳でもないのでハモンのその意見が採用され、少しアムロから距離を置く事になる。
 うーん、ハモンの言い分も分からないではないんだが……このまま距離を置いていたら、気が付かないうちに原作が始まっていて、アムロがMSに乗っていたなんて事になりかねないんだよな。
 つくづく、俺との接触で強い恐怖を与えてしまったのは失敗だった。
 とはいえ、セイラとの接触の時の事を考えると、ああいう風になるのを想像しろって方が無理な話だと思うんだが。

「姫様、それで異存はありませぬか?」
「……ええ。昨日のアムロの件を考えれば、ハモンさんの意見が最善でしょう」
「では、次に決めるべきは……アクセル。お主の言うゲートは月に設置するのだな?」

 アムロについての話はこれで終わり、と。ラルは俺にそう尋ねてくる。

「そうだな。昨日セイラと話し合って、ゲートが設置出来る地球、月、火星の中で月に設置しようって事になった」
「うむ。儂もそれで構わんと思う。現在戦場になっている地球では色々と連邦のちょっかいを心配する必要もあるし、戦争に巻き込まれもするだろう。また、火星は距離の点から
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